午後16時34分
俺はまた、あの場所に行く。
君と出会った場所へ
君のヘッドフォンを持って
~音楽が語る君の物語①~
ミーン。ミーン。ミーン。
俺
夕方になっても、ちっとも涼しくならない。
セミがなくともっと暑く感じる
俺
俺は自分の部屋の窓を開け、扇風機をつけて大の字になって床に寝っ転がった。
ミーン。ミーン。ミーン。
俺
時計を見る
16時10分・・・
俺
俺
財布を持ってドアを開けた瞬間、廊下から蒸し暑さが広がった。
俺
スーパーに行く前にリビングに顔をだした。
母さん
俺
母さん
母さん
母さん
俺
母さんから渡されたのは、昔父さんが使っていた・・・
なんてゆーやつだ?
曲を聴くやつ・・・
だった。
俺
そう思いながらも受け取った。
俺
俺の父さんは、5ヶ月前に事故で亡くなってしまい今は俺と母さんの2人で暮らしている。
俺
母さん
母さん
俺
ガチャ
俺
バタン
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