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闇の中でも笑って見せて...

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闇の中でも笑って見せて...

第17話 - 十六話

201

2024年11月30日

#七瀬陸

#月雲了

#アイナナ

#陸愛され

#ŹOOĻ

ヒュプノス(自称📜)

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201

ヒュプノス(自称📜)

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陸

話...？

天

そう。

天

このあいだ...

天

陸に言われた通り

天

アイナナ総合病院に行ったんだ。

天

そこで、僕が知らなかった

天

話を沢山教えてもらった。

天

僕は...最低だった。

陸

！

天

何も知らずに

天

ただ、陸の幸せのために...とか

天

バカみたいなこと言ってたと思う。

天

きちんと、話さないと...

天

そう思って...今

天

此処にいるの...。

陸

...。

天

僕が家を出た理由...。

天

陸が木津着いてしまうと思って

天

話さないでいたけど...

天

そのせいで余計傷つけていたなら...

天

ちゃんと話すべきだと思ったの...。

陸

...

天

あの日、僕は九条さんに

天

とある条件と引き換えに

天

養子になることを決めたんだ....

陸

...条件？

天

そう。

天

一つは借金を肩代わりすること。

天

もう一つは...

天

陸の治療費を払うこと...。

陸

⁉

陸

...俺の？

天

...ｺｸ

天

本当ならすぐ話すべきだった

天

だけど、陸は...

天

自分を責めてしまう...。

天

今まで黙っててごめん...。

陸

...っ。

天

銅か自分を責めないでほしい...

天

陸は、何も悪くないから...。

陸

...そんなの。

天

ねえ、陸。

天

陸の話も...聞きたいな。

陸

？

陸

俺の話は病院で...。

天

そうじゃない。

天

月雲との...。

天

どうして養子になろうと思ったのか..。

陸

...(話すべきなのかな...？)

陸

(でも...。)

陸

...了さんとは

陸

病院の中庭で...会った。

天

！

病院の中庭

ﾄﾞﾝｯ

陸

あ、ご、ごめんなさ..！

了

いいよ、別に。

了

気にしてないから。

陸

ほ、本当？

了

嘘なんかつかないよ。

了

僕は嘘が嫌いだからね～。

陸

...よかった。

陸

ﾍﾟｺｯ

次の日

ﾄﾞﾝｯ

陸

わ...！

陸

す、すみませ...！

陸

って...。

了

なんだ、また君？

了

人にぶつかるのが好きなんだね。

陸

そ、そんなことないです...！

陸

ちょっと...考え事してて..。

了

ふーん？

了

ま、いいや。

陸

2回もぶつかって

陸

ごめんなさい..。

了

だから、気にしないってば。

陸

優しい..ひとなんですね！

了

優しい？

了

僕が？

陸

はい！

陸

俺の兄さんみたい...あ。

了

？

陸

な、何でもないです！

それから

色々と話をしてるうちに

仲良く？なって

自分のことを少し話したんだ

そしたら

了

なら、僕の養子にならないかい？

陸

え？

了

行く場所がないなら、僕が

了

引き取ってあげよう！

陸

う、嬉しいけど

陸

俺が七瀬じゃなくなったら

陸

...皆の帰ってくる場所が

陸

本当になくなっちゃう...。

陸

だから..。

了

...なら、陸。

了

いいことを教えてあげる。

陸

いいこと？

了

君のお兄さんのことさ、

陸

...え？

陸

て、天にぃを知ってるの⁉

陸

俺のこと、なんか言ってた？

了

あぁ。

了

彼には今妹が居てね。

陸

...妹？

了

元気で可愛い自曼の妹だって

了

言ってたよ。

陸

う、嘘...。

了

僕は嘘なんか言わないよ。

了

それに、嘘ついてるのは

了

君のお兄さんのほうだよ。

そのあとはあまり覚えてないけど

すごく感情的になってたと思う

そして、俺は七瀬陸から月雲陸になった。

陸

これが俺のお話。

陸

事実でしょ？

天

...確かに、妹は

天

いるって世間に公表したけど

天

彼女には...

天

兄がいるんだよ。

陸

...それがどうかしたの？

天

...あんなの偽りの家族みたいなものだよ。

陸

...。

天

僕は彼女よりも陸のほうが

天

ずっと大事だし、

天

彼女だって僕よりも

天

本当の兄のほうがずっと大事なはずだ。

天

僕を恨んだって

天

嫌いになったっていい。

天

だけど、これだけは覚えていて。

陸

？

天

僕は陸を忘れたことや

天

嫌いになったことは

天

一度もない！

天

今までも、これからも！

陸

！

陸

...。

陸

俺...だって、

陸

なにがなんだか

陸

わからない...！

陸

嫌いな...はずなのに

陸

どうして...

陸

嫌いになれないの...！(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

陸

分からない...！(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

天

...陸。

天

もう、こんなことはやめよう？

天

誰もいい気持ちにはなれないよ。

天

僕に復讐して

天

陸の気持ちは...

天

晴れるの？

天

それなら、僕を

天

殺してもいい...。

天

だけど、周りを巻き込んだらダメだよ。

天

陸のことを

天

大事にしてくれてる

天

大切なメンバーなんだから。

陸

...うぅ(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

陸

て..んにぃ...

天

何？陸。

陸

俺、どうすればいいのかな？

陸

どうすれば...了さんを

陸

止めれるのかな？

天

...大丈夫。

天

きちんと話し合えば

天

きっと伝わるよ。

陸

本当に？

天

うん。

陸

...分かった

陸

やって、みるね。

天

ありがとう、陸。

陸

天にぃ、今までごめんなさい。

天

ううん。

天

謝るのは僕のほうだよ。

天

ごめんね、陸。

陸

謝らないで、天にぃ。

陸

俺のほうが悪いんだ。

陸

だって、天にぃを傷つけたことに

陸

かわりはないから...

天

それは僕だって同じだよ。

陸

あはは、一緒だね。

天

！

天

そうだね。

陸

ありがとう、天にぃ。

天

？

陸

天にぃのおかげで

陸

なんか、吹っ切れた気がする。

天

僕だけじゃないよ。

天

君のメンバーや

天

他の人のおかげでもあるから。

陸

...うん。

陸

あとで、御礼と謝罪しないとだね！

天

そうだね。

天

行こう、陸。

陸

うん！