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どうも、時間がある時に書かなければ三か月くらい書けなさそうな時雨です。

夏休みのうちに書いておかないと…!
まあ今年の夏こそ勉強しないと結構ヤバいんですけどね…

今回は、お待たせしました、モブニキです。

モブニキ+過呼吸がリクエストできていたので書かせていただきました!
ありがとうございます。過呼吸なんて書いたことないけど頑張ります。
モブ攻めは大好物です。

リクエストは受け付けているので是非気軽に言っていただけると泣いて喜びます。

新しく作ったTwitterの方もよろしくお願いします。

モブ攻め 悠佑受け R15くらいの表現があります。お気を付けください。 まろにき前提モブニキです。 悠佑視点 地雷さんばいばい。

油断していなかった、と言えば噓になる。 いや、警戒心が薄かった、と言った方が正しいかもしれない。 俺は今、満員電車という名の拷問の中で野郎にケツを触られるという所謂痴漢という更なる拷問を受けている。

悠佑

ッ、んぅ、

モブ

ふ、ふふ、声漏れちゃって、かわいーね。

悠佑

(キモイキモイキモイキモキモイキモイ)

こんなことになるんだったら面倒くさいからと電車に乗るなんて選択せずに潔く歩いて家に帰っていれば良かった。 ねっとりと、ゆっくりと、まるで舐めまわすかのように自身の下半身を這う手が動く。

モブ

で、でも悠佑君、そんなに可愛い声を惜しげもなく出してると周りの人にも聞こえちゃうよ?

耳元で気持ち悪い吐息とともに囁かれる。 寒気がする。 助けを呼びたくても呼べない。 女の子はこんなのに常日頃から狙われているのかもしれないと思うとあまりに可哀そうだ。 そもそも男が男に痴漢されているなんて誰が信じるだろうか。 この時真っ先に頭に浮かんだのは同じいれいすメンバーで彼氏であるまろことIfだ。

悠佑

っ、ぁっ、ひぅ、ぅ

モブ

なんでこんなにエロいんだろうね…
もしかして悠佑君こういう事経験済み?

誰が答えるかばーか。 まろはもっと優しくて、暖かくて、激しい時も労わってくれる時も俺への溢れんばかりの愛情がある。 こいつにあるのはただの汚い性欲と気持ち悪い愛情とも呼べないナニカだ。

モブ

ゆ、悠佑君が、大好きだった悠佑君がボクの思うが侭になっているなんて、本当に最高だよ…

そもそもだ。そもそも、なぜこいつは俺がいれいすの悠佑だとわかったのか。 確かに俺たちはインフルエンサーで、最近は有難いことに人気も知名度も上がってきている。 だが俺たちは顔出しをしていない。声を届ける活動をしてはいるものの外で声を出すことなんてほぼないし、ライブ等で顔を見ているとしても今はマスクをつけている。 俺だとバレることはほぼないと思っていた。

モブ

あ、もう次の駅に着くね。
ここで降りようか。

悠佑

っん、だ、と…

モブ

ふふ、その反抗的なところも好きだけど、言うこと聞かないと大事なお仲間やリスナーにこのことばら撒いちゃうよ。

気持ちの悪い笑みで俺を脅すこいつに情けなくも恐怖が勝った。 それも、何をされるかじゃなくて今後の不安だ。 俺のせいでみんなの足を引っ張りたくなんてない。 俺のせいでみんなに心配なんてかけたくない。 本当はこれから何をされるのか凄く怖くて、逃げ出したくて、でもそしたらもっと怖い目にあって…

悠佑

(まろ、まろ…!助けて…)

そんな願いは空しくも周りのざわめきによって搔き消された。

シュー、という腑抜けた音ともに電車の扉が開く。 手をしっかりと掴まれてそのまま外に連れ出される。 俺だって鍛えているのだがなかなか振りほどけない。一体どんなゴリラなのだこいつは。 ホームには人がごった返していて誰も俺らのことなど気にしない。

悠佑

どこ、行くんっ、!

モブ

トイレだよ。人気のないとこへ行けば何しても気づかれることはない。
もちろん、逃げるなんてことはしないよね?

背中しか見えないのにその姿にぞくりと震え、抵抗する力も抜けていく。

モブ

い、いい子、だね。

悠佑

(っんまに、キモい…!)

されるがまま半ば引きずられてついてしまったトイレ。 そのまま個室に押し込まれて早速俺のシャツに手をかけ捲し上げる男。 いきなり肌が外気に触れて少しだけ体が震える。

モブ

うわ、すっごくいいカラダ♡

ツ―――――、と腰から腹にかけて男の手が撫ぜる。 ゾワ、と鳥肌が立ちそうになるが先刻の言葉を思い出して我慢する。

悠佑

(メンバーや、リスナーに知られるのだけは…。
危ない目に合わせてしまうかもしれんし…俺だけでいいなら、みんなを守れるんやったら……!)

だが男は俺の反応が薄いからか遂にズボンのベルトに手をかけた。

悠佑

っひ、や、やめ…!

息がうまくできない。 遠くで喘ぐような音が聞こえる。違う、これは俺から出てて… あれ、ここどこ…視界がぼやけて…見えない…苦しい… たすけてだれか… まろ、まろ… まろ

悠佑

はっ、はぁっ、ぁ!?かひゅっ、っは、

おい、 と後ろから声がした。 すべての音がシャットダウンしたような世界で、 はっきりと、鮮明に、しっかりと聞こえた。 何しとるん、と。

悠佑

っぁ、は、ま、ろぉ、

その声は聞きたくて、会いたくてたまらない人物のものだった。 まろはこちらにニコリと微笑んで頭を撫でた。

If

アニキ、もう大丈夫だよ。
よく頑張ったね。

少しだけ冷静になれて、息はいまだ苦しいけど酸素を取り込もうと必死に呼吸をする。 だから俺はまろが男に何を言ったのか聞こえなかったし、顔を一気に青ざめさせてへたり込んだ男を気にもとめなかった。

If

アニキ、アニキ!!息吸わないで!吐くこと優先して!

はく……?吐く……

悠佑

ぁ、はぁ、は、

If

あにき、真似して!
フーーーーー、フーーーーー

悠佑

ふ、ぅ、ふー、ふ、

If

そう、ゆっくり、上手。
焦らないで。

段々と視界がクリアになってきて苦しいのも薄らいできた。 最初に見えたのは心配そうに見ているまろの顔。

If

アニキ、良かった…。もう大丈夫やから。

悠佑

ぁ、まろ…

If

うん。アニキ、とりあえず俺の家おいで。

悠佑

え、う、うん。
てゆーか、なんで、おんの…?

If

電車乗ってたらたまたまアニキ見つけて、しかもアニキの家の方じゃない駅で知らないおっさんと降りるの見たら気になるやん。

悠佑

そ、うやったんや…

If

それよりアニキ、あいつに何された?

ん?と微笑むまろの目は笑っていない。 怖い。けど、すごく、安心した。 強張っていた体が解けるのを感じる。 本当に、俺の彼氏はイケメンだ。

最初過呼吸入れるの忘れてました。危ない危ない。

モブ攻めはいろいろなやり方があるから違うネタでも書きたいですね。

ツイッターの方でも少しずつ書いたもの投稿するかもです。今はにき愛され書いてます。ぜひ繋がってください。私は友達がほしいんです。お迎えもしますんで何卒。

次からは新しい垢で書きますのでそちらのほうもよろしくお願いします。

それでは~。

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コメント

1

ユーザー

最高すぎます😭

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