???の過去
キャッキャッ
ワ-ワ-
俺は今日公園に来ていた
そこでブランコに乗っていた
周りの子は滑り台に滑ったり
ボール遊びなどをしていた
羨ましいなと思いつつ
俺はブランコをゆらゆらしていると
うわーん
砂遊び場の方から
泣いている声がした
邪魔なんだよ💢
よく見ると泣いていた子は
桃色の髪をしていて
俺と同じ歳っぽかった
その子が作ったものが
男の子によって壊されたんだろう
いい加減どけよ💢
男の子はずっと怒っていた
桃髪の子に 殴りかかろうとした時
やめなよ
気づけば俺は
桃色の髪の子の前に立っていた
見た感じ
男の子はたぶん
俺らより年上だろう
身長があきらかにちがうし
ゲッ最悪だ!
逃げろ㏄㏄㏄ヽ(´°Д°)
あ…ちょ…
その子は逃げてしまった
まぁいっか
そして俺は振り返り
だいじょうぶ?
彼に手を差し伸べた
彼はその手を掴み
ありがとう(* ˊ꒳ˋ*)
満面の笑みで
俺に言った
これが……
Na.🍣と初めて 会った時の 出会いだった
If.🍻視点
8年ぶりにNa.🍣に会った
向こうも俺の事見て
驚いた顔をしていた
だけど俺は
Na.🍣がこの学校に いるかもしれないと
ずっと思っていた
If.🍻
If.🍻
最初の違和感は入学式の日
廊下を歩いていたら
Na.🍣らしき子を見かけたことだ
桃色の髪色に
桃色の目
その姿はNa.🍣に そっくりだった
桃青
すれ違った時
ふとフローラルの 甘い香りがした
Na.🍣の家はよく 香水をつけていたらしい
でも当時は フローラルの香りではなく
シトラスの香りだった
If.🍻
If.🍻
ちょっとだけ期待してた
でも結局違った
そのまま通り過ぎようとした
その時だった
Na.🍣
小声で桃髪の人が
何故か俺の名前を 呼んでいたような気がした
If.🍻
If.🍻
俺は振り返って見たが
彼の姿はもうなかった
If.🍻
If.🍻
ほんの一瞬だったが
あの声がすごく 懐かしい感じがした
しかしもう彼の姿はなかったので
その日は気にしなかった
あれから何日も過ぎたが
結局桃髪の人を 見かけることは無かった
だけど……
この日にちょっとした 変化が起きた
この日はテストの ランキングが示される日で
中学の時もランキングが 表示されていた
まぁ正直自信あるから
ランキング 見なくてもええけど笑
Yu.🎤
Yu.🎤
自分の名前を探してたら
アニキと再会した
アニキは俺と同じ DICE中学出身で
元生徒副会長だった
俺は元生徒会長で
ふたりで生徒会を引っ張っていた
アニキはとても優しくて 面倒見のいい奴だ
俺が生徒会で わからないことがあったら
丁寧に教えてくれた
そんな優しい奴だ
Yu.🎤
アニキが 興味津々に聞いてきた
If.🍻
正直ここからやと 見えへんねんなー
早く空いてくれるとええけど
そんなことを思ってたら
前列にいた人たちが
見終わったみたいなのか
空き教室から出ていった
そのおかげで
最前列まで進むことが出来た
Yu.🎤
アニキが必死に探していた
俺はもう探す気力ないから
全部アニキに任せようかな
と思ったその時
Yu.🎤
何故かアニキが驚いていた
どうしたのだろうか?
Yu.🎤
If.🍻
わけがわからず
アニキが指した方を見ると
If.🍻
上位層に俺と アニキの名前があったが
1位のところに
俺の幼馴染みの
桃山Na.🍣という 名前があった
If.🍻
しかも俺の得意分野の英語も
俺が2位で
Na.🍣が1位だった
Yu.🎤
アニキは開いた口が 塞がらないぐらい
すごく驚いていた
でも俺はそれよりも
If.🍻
正直Na.🍣は
ここの高校に 入学しないと思ってた
だってNa.🍣は イレギュラー市だ
DICE市とイレギュラー市は
真逆にある
だからここから 電車通学しても
たぶん2時間ぐらいかかる
Yu.🎤
俺の様子がおかしいことに 気づいたのか
アニキが心配そうに 俺の方を見た
If.🍻
俺は悔しかったけど
それを見せないように
笑って誤魔化した
Yu.🎤
Yu.🎤
いやアニキも3位やから
充分すごいと思うけど( ̄▽ ̄;)
Yu.🎤
そういい俺らは
空き教室を出た
俺はここで確信した
この学校に
Na.🍣が いることを
どうしよう………
会えたのは嬉しいけど
なんて言えばええんやろ
と…とりあえず 話しかけてみよう
If.🍻
Na.🍣
Na.🍣
勇気を出して 声をかけたが
俺ら絶賛遅刻しそうに なっていることを
すっかり忘れてた
Na.🍣
するとNa.🍣は
何故か俺とアニキの腕を掴んだ
Na.🍣
Na.🍣は俺らの腕を掴んだまま
勢いよく走った
その後は廊下で別れた
去り際にNa.🍣は
また会ったら話そうねまろ!
と言ってくれた
その後普通に授業を受けたが
Na.🍣のことが気になりすぎて
まともに授業を受けられなかった
そしてそのまま時が過ぎ
昼休みの時間になった
昼休みの時
いつも俺はアニキと一緒に
中庭にある横長のベンチで
昼ごはんを食べてる
中学の時はよう屋上で食べてた
がここの高校は珍しく
屋上がないのだ
屋上で食べれへんのは 残念やけど
それでも中庭があるだけ マシやと思ってる
If.🍻
If.🍻
いつもの場所にたどり着くと
そこには
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣がいた
Na.🍣視点
Na.🍣
会えたのが嬉しすぎて
なんかニヤけた笑顔で 言ってしまった
If.🍻
If.🍻
ちょっと戸惑っていたけど
久しぶりに元気そうな まろの姿を見ることが出来た
が少し気になることがあった
Na.🍣
幼少期の頃のまろは
甘えん坊で
めっちゃ明るい雰囲気があったが
今は少し大人しくて
1歩引いている感じがした
If.🍻
If.🍻
If.🍻
その時笑顔がなんか 変な感じがした。
俺が聞こうとした時に
遮るようにまろが話を変えた
If.🍻
If.🍻
まぁそれもそっか
正直ここで食べてるとか 知らなかったし
Na.🍣
俺はここに来るまでの
経緯を語った
遡ること15分前
4限目の授業が終わり
クラスの子と昼ごはんを 食べようとしたところだ
MOB
言われてみれば
たしかに騒がしかった
女子生徒
女子生徒
廊下を見てみると
今朝あった 長髪の男子生徒が
うろちょろしながら
歩いていた
MOB
MOBは彼の存在を知っていた
Na.🍣
Na.🍣
俺は学校の噂とか
あまり耳にしないタイプなので
普通に知らなかった
MOB
彼はめっちゃ ビックリしていた
そんなに有名な人なのだろうか
MOB
MOB
DICE中の……元生徒会長?
その言葉を聞いても
頭の中は「?」状態だった
Yu.🎤
そんなことを話してたら
黄瀬(?)さんが俺らの 教室にやってきた
女子生徒
男子生徒
黄瀬さんが来ただけで
女子生徒と男子生徒が 大盛り上がりしていた
Yu.🎤
すると黄瀬さんは
俺のところにやってきた
女子生徒
女子生徒
女子生徒たちは
羨ましそうな顔をしていたり
尊い目線で見てくる人もいた
Yu.🎤
初対面なはずなのに
急に昼ごはん一緒に食べようと
誘ってきた
Na.🍣
突然の事で
俺は超戸惑っていた
そしてMOBの方を一瞬見た
MOB
なんか嬉しそうに 小声で言った
これはOKサインのようだ
Na.🍣
Na.🍣
正直誘ってくれたのは 嬉しかった
朝の時とか
絶対気まずかったと思うけど笑
Yu.🎤
Na.🍣
そういい俺は
教室を出て
アニキがいつも食べている
中庭に向かうのであった
Yu.🎤
そういい彼は
俺の方を見て話した
Yu.🎤
Yu.🎤
Yu.🎤
Yu.🎤
ニカッとした笑顔で アニキは言った
なるほどだからまろと 仲が良かったのか
俺はようやく納得した
Na.🍣
Yu.🎤
言いかけた直前に
アニキは俺の名前を言った
Na.🍣
そもそも俺とアニキは 初めて会うはずだ
だからアニキは 俺の名前を知らなくても
さほどおかしくないはず
Yu.🎤
Yu.🎤
その発言に俺は驚いた
まろは普段友達の話とかは そんなにしないタイプだ
だからすごく珍しかった
Na.🍣
Na.🍣
まろが離れた後
たまに連絡しようね って言ったけど
ある日突然連絡が 来なくなった
理由は分からなかったが
当時はいなくなった のではないかと
ものすごく心配した
Yu.🎤
Yu.🎤
ならよかった
ずっとそれが心配だったから
ここで聞けて良かった
Yu.🎤
そうして俺らは
中庭でまろが来るまで
ずっと待っていた
Na.🍣
一通り説明し終わったあと
まろが納得したような 顔をしていた
If.🍻
If.🍻
まろはアニキにお礼を言った
Yu.🎤
からかうようにアニキは言った
もしかしてだいぶ前から
俺がここに通っていること
気づいていたんだろうか
Na.🍣
俺はキョトンとしたまま
まろを見ると
If.🍻
照れた顔をしていた
そっか……
なんか申し訳ないな
If.🍻
If.🍻
話を逸らすように まろは言った
Yu.🎤
Na.🍣
そういい俺らは
お弁当を食べ始めた
まろのお弁当は
ご飯の上に梅干しが乗っていて
おかずは昨日の 残り物を入れていた
アニキの弁当は
自分で作ったらしい
たまごや野菜など
かなり栄養価の高い 食べ物が入っていた
俺は今日は遅刻したから
コンビニ弁当なんだけど笑
Na.🍣
Na.🍣
アニキの弁当が クオリティが高すぎたので
聞かずにはいられなかった
Yu.🎤
Yu.🎤
Yu.🎤
Yu.🎤
との事らしい
にしてもこんな弁当を
毎日作るアニキは すごいなと思った
If.🍻
Na.🍣
毎日コンビニ弁当だったら
金めっちゃ飛んでいくわ Σ\( ̄― ̄;)オイオイ
Na.🍣
Na.🍣
Na.🍣
と、頬を膨らませて言った
俺の家は弁当を作る時
基本交代制だ
仮にもしやるのを忘れてたら
その1週間は全部 作らないといけないのだ
今日はたまたま
俺の日じゃなかったので 良かったけど
If.🍻
If.🍻
だろうな
まろはめっちゃ不器用だから
弁当とか作らなさそうだわ
Na.🍣
サラッとディスった
If.🍻
Na.🍣
If.🍻
Yu.🎤
その後はいろんな話をした
クラスのこととか 中学のこととか
俺にとって
最高の昼休みとなった
コメント
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いよかちゃんお久しぶり~!!!!こんにちわ!!この小説本当に話の流れが上手すぎて何回も見ちゃってます笑僕もいよかちゃんみたいに小説の書き方上手くなりたい…ので今から書いてきます…!!行ってきます!!✨