茜が小学六年生の頃。
茜
今から私の将来の夢を紹介します。
茜
私は.将来有望な.警察官になりたいです。
茜
理由は.……。ありません。
茜
強いて言うなら、
茜
…。自分が守らなきゃ行けない人は大抵守れるような警察官になりたい。
茜
どんな人でも。ルールとか関係ない。
茜
自分が思った道に進みたい。
茜
です、…
茜
これが私の将来の夢です。ありがとうございました、
先生
素晴らしい夢だとは思うわ。ただ。そんな簡単になれる職業じゃないわ、
先生
私は貴方に警察官が向いてるとは思わない。
先生
きっと中学生になったらバカにされるかもしれない。それを考えて将来についてもっと考えなさい。
先生に言われた言葉。
悔しかった。どれだけ頑張っても.
どれだけ頭が良くても.運動神経いいが良くても.
私が.先生や友達に認めてもらうのは.
やっぱり。〝難しいみたいだな〟
あれから数年たち.
私は.高卒で警察官採用試験を合格し、
警察学校を卒業し、21歳の私は
警察官になった。
ただ、
茜
梵天。かァ.
最近でてきた犯罪組織。梵天がすごく厄介。
どんな事件を担当しても、必ず出てくるのは.『梵天』の2文字。
茜
どんな犯罪にも。かァ.、
茜
だるッ、







