主
主
主
主
主
ふと、懐かしい人を思い出した
黄
なぜ忘れてしまったのだろう
わからない
その人は
素直じゃないけど
赤
可愛くて
赤
優しくて
赤
そして
たまに素直になると
赤
ほんとうにこれ以上無いくらいかわいい
黄
大好きだったのに
黄
この海は
二人でよく一緒に行ったとこ
今は
黄
ふと、懐かしい子を思い出した
でもきっと
あの子は僕の事を覚えていない
なぜなら
赤
人はどうしても忘れたいものは無理やり忘れるらしい
そうする事で生きていけるのだ
あの子は
かわいくて
黄
優しくて
黄
いつもそっけない俺を大切にしてくれて
黄
そしていつも
黄
ってつたえてくれる
赤
赤
赤
そういった途端
君は表情を無くした
黄
黄
赤
唇を噛みしめる
ホントは言いたくなかった
君は悲しい顔をすると思ったから
黄
赤
黄
君は驚いた顔をする
当たり前だ
そしてその後顔を歪めて
黄
黄
なんでって…
嫌だったから
最後まで君と笑っていたかったから
黄
赤
ごめん…
最後にこんなふうになって
こんな感じで別れるんなら
赤
黄
赤
赤
赤
黄
黄
黄
そんな最悪の別れ方をしてから俺達はもう会っていない
黄くんはもう俺の事っ
赤
涙が溢れてくる
何やってんだよっ
俺なんかっ
赤
俺は思い出の海辺で泣く
独りで
前は
二人だったのに
今は
赤
僕だけだと思っていたのに
黄
海辺で泣いてる人
彼も独りだ
なぜか放って置けなくて
思わず
黄
と声をかける
赤
これから僕と「感動の再会」をする彼は
びっくりするほどの間抜けな声をあげた
コメント
18件
終わり方も神ってる( ˘ω˘)スヤァ…
神ですね?そうか。神か。((└(:D」┌)┘))アヒャヒャ