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私は春が嫌いだ
何故?その理由は…
春に…逝ってしまうからだ
そんな私に…希望なんてなかった
あなたがいなかったら…
私は楽しく生きれなかっただろう
私は学校で体育をしていた
その時
ｽﾞｷｯ!!
激しい痛みが私を襲った
野亜(のあ)
胸のとこらへんだろうか…そこがとても痛い
まるで…ナイフのようなもので刺されたようだった
そこにはなにも刺さってはいない
周りの人達が私を心配して集まってくる
私を呼びかける声が聞こえて来て…少しずつ…消えていった…
目を覚ますとそこは病院だった
お母さんがお医者さんと喋っていた…
なんの話をしているのだろう…なにも聞こえない
野亜(のあ)
私はこう言った
いや…言ったつもりだった
琉亜(るあ のあの母)
琉亜(るあ のあの母)
野亜(のあ)
琉亜(るあ のあの母)
お母さんが紙になにか書き始めた…そして…
信じられないことが書いてあった
『あなたは声が聞こえなくなっちゃったの』
野亜(のあ)
『だからあなたはなにも聞こえないの』
『あと、寿命が来年の春で終わっちゃうらしいの…』
『だからあと9ヶ月…』
野亜(のあ)
野亜(のあ)
野亜(のあ)
私…死んじゃうんだ
琉亜(るあ のあの母)
『あなたは入院しとくのよ』
野亜(のあ)
病院で私は3ヶ月過ごした…ある日……
希望もなにもなかった私が…
あなたに出会ったあの日…私の運命を変えたあの日です
野亜(のあ)
野亜(のあ)
?
野亜(のあ)
?
野亜(のあ)
医者
?
野亜(のあ)
私よりも年下に見える…身長は私より少し小さい…かな
野亜(のあ)
医者
?
医者
何で…お医者さんが書いてるの?その子はかけないのかな…
野亜(のあ)
医者
野亜(のあ)
目が見えないのか…じゃあ私とは相性が悪すぎる…
野亜(のあ)
医者
医者
じゃぱぱ
野亜(のあ)
野亜(のあ)
野亜(のあ)
野亜(のあ)
私は…とても相性の悪いあなたにとても興味を持った
あなたのことを知りたい
好きなこと
好きな食べ物
好きな遊び
好きな人のタイプ
あなたに…あえて良かったかも知れない
また…会いたいな
野亜(のあ)
私が…運命の変わる日があるなんて思いもしませんでした
あなたと一緒に…生きた
こう…思ってしまったのです
野亜(のあ)
私の恋が…最初で…最後の恋が…今
始まった
野亜(のあ)
野亜(のあ)
野亜(のあ)
じゃぱぱ
野亜(のあ)
じゃぱぱ
野亜(のあ)
