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※百合
※この物語はフィクションです
ゆの
桜が咲き始める時期
春休みも終わり今日から新学期だ
なつみ
なつみちゃんは楽しみじゃなさそうだ
ため息をついて、靴箱にスニーカーを入れる
ゆの
ゆの
身長差なんてあればあるほどいい
靴を褒めようとした時、なつみちゃんが口を開いた
なつみ
ゆの
ゆの
なつみちゃんと一緒のクラスになりたいということは先生に伝えている
ゆの
ゆの
ゆの
私は分かりやすく不安そうな仕草でなつみちゃんを見つめた
ゆの
重すぎず好意を伝えれる可愛い返答だろう
ゆの
ゆの
そんな私の不安とは反対になつみちゃんはあっけらかんと答えた
なつみ
ゆの
あまりにも自信をもって答えるので思わず聞き返してしまった
なつみ
なつみ
本当に当たり前のように言った
ゆの
ゆの
嬉しかった
この人はこういう人だ。根拠がないことでも思ったことを怯まずまっすぐ言えるのだ
ゆの
なつみ
なつみ
ゆの
たぶん大丈夫だ
ゆの
なつみ
どんなに邪魔が入っても
なつみちゃんが他の女と仲良くなっても
ゆの
大丈夫、こうやって
なつみ
こうやってなつみちゃんは私に笑いかけてくれる
私だけに
ゆの
ゆの
ゆの
連れ戻してあげるからね
たとえなつみちゃんを傷つけてしまうとしても
ゆの
ゆの
なつみ
ゆの
女子生徒A
女子生徒B
たまき
新しいクラス
あんまり話したことない人からたくさん褒められる
たまき
たまき
コンタクトにして、髪型も変えた
メイクだって多少している
たまき
こんなイメチェンをした理由は一つだ
かれんちゃんのため
たまき
たまき
私とかれんちゃんは2組、まいちゃんは1組という結果になった
計画通りとは言えない結果だ
女子生徒A
女子生徒B
たまき
女子生徒B
あの可愛い子
たまき
女子生徒A
かれんちゃん
その名前を口にした瞬間ドアが開く
かれん
少し不安そうな顔で入ってくる可愛い女の子
たまき
なんとなく気まずい。私は目を合わせないようにした
女子生徒A
女子生徒B
自然に周りの視線集める
「3組の可愛い子」で通用する女の子
すぐにかれんちゃんの元に人が集まる
クラスメイトA
かれん
かれんちゃんは穏やかな笑顔で返事をする
たまき
たまき
私はついかれんちゃんの顔をジッと見てしまった
不意にかれんちゃんもこちらを見る
たまき
かれん
かれんちゃんと目が合う
その瞬間はまるで恋愛小説で恋に落ちる瞬間のようだった
かれん
小さく漏らした動揺の声を私を聞き逃さなかった
かれんちゃんはこちらを見ると目を見開き、驚いたような顔で硬直した
初めて見る顔だった
クラスメイトA
かれん
お友達に声をかけられてようやく我に返ったようだ
かれん
かれんちゃんは2度とこちらに目を向けることはなかった
でも私を見て明らかに動揺していた
たまき
たまき
そんな動揺しているかれんちゃんとは対照的に私は冷静だった
たまき
いつも余裕そうで完璧だったかれんちゃん
ちょっと雰囲気を寄せただけでここまで変わるとは
たまき
コメント
4件
投稿待ってました! 最後の台詞で、たまきちゃんの本性(?)が少し見えた気がしますね…
まさか、たまきとかれんちゃんが、?!今回もとても面白いです!続き楽しみにしてます!