「ねぇ鈴木さん」
命
?
「鈴木さんって高校入ったら何処にするの?」
命
…さぁね
命
てか急にどうしたんですか?
「少し気になっただけだよ」
命
そうですか…
「?」
命
…何もないよ
「そっか」
あの時僕は少しの違和感でも動くべきだった
だから
鈴木さんが行方不明になるなんて思わなかった
このまま見つからなかったらどうしよう
鈴木さんっ
ピピピピピ
ピピピピピ
「はっはっはっ」
「…何の夢を見ていたんだっけ、」
…
「思い出せない」
「鈴木さん見つかると良いな」
「あの人二週間くらい学校にも…」
「そういえば捜索願いとか無かったな…」
…
「今日出すか…」
「だから1日でも早く帰って来て欲しいよ」