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??

お前も俺を置いていくのか…?

──

ッ⎯⎯

??

なぁ⎯

ジリリリリリ⏰

──

カヂャ

──

、、、( ³ω³ ).。oO

悠餓、起きなさい!

悠餓

あ、うぅ"ーん

はぁ、お兄さんたちはもう起きてるわよ

悠餓

わぁったよ…うるせぇなぁ

な!その口の利き方は何ですか?!

悠餓

うっさ

さっさと降りてらっしゃい!

バタン

悠餓

ウザすぎ

バサッ

悠餓

(。´-д-)ハァ-めんどくせぇ

ガチャ

悠餓

、、、

凛人

悠餓、おはよう(*^^*)

悠餓

ん、

陽太

ちゃんと挨拶しろよ

悠餓

、、、

陽太

おi

凛人

陽太

陽太

──チッ

悠餓

(。´-д-)ハァ-…スタスタ

ガチャ

悠餓、どこに行くつもりだ

悠餓

学校、

朝食は──

ガチャ

悠餓

トコトコ(((((*´-ω- )

⎯⎯パタン

なんであいつは凛人たちと違うんだ

知りませんよ、お兄さん達と同じように育てましたよ

凛人

……

陽太

同じ兄弟であることが恥ずかしいくらいだ

まぁいい、お前たちも早く食べて学校に行きなさい

凛人

はい、

陽太

はい

悠餓

、、、チッ

俺は家族が嫌いだ

それに気づいたのは小学を上がる前か 上がったあとだと思う

悠餓

何が同じに育てただ、!

いつもいつも、兄貴たちを棚に上げて 俺は兄貴たちの踏み台にされた

それに気づいて面白がってる陽太も気付かないふりをしてる凛人も大っ嫌いだ

兄貴たちを信じて待ってたガキの頃の俺が恥ずかしくて仕方ない

誰も助けないってわかってたのに

「凛人くんはなんでも出来るんだね!」 「陽太くんは周りを見れてすごいね!」

なのに俺に向けられる視線は全部

「どうして、悠餓くんは、、、」 「お兄ちゃんたちはもっと、、」

って、俺は俺なのに どうして比べられなきゃないんだ

悠餓(幼少期)

、、、

先生

悠餓くん、成績はいいんだけどね〜

先生

生活態度がね、お兄さん達は──…

悠餓(幼少期)

(まただ)

モブ

あいつ、恥ずかしくないのかな?

モブ

お兄さんたちはあんなに出来てるのにな

悠餓(幼少期)

(俺は兄貴たちじゃねぇんだよ)

ちょっとした行動で、言葉で 比べられてしまう

俺はただ自分のしたいままに過ごしてる だけなのに、、、

全員、×ねばいいのに

友人A

お!悠餓〜ガシッ

悠餓

うおぉ!おい、飛びついてくんなよw

友人B

wwいつものことだろ!

友人A

なぁ、今日はどんなことする?

悠餓

お前らのすきにすれば?最近俺のばっか付き合ってんじゃんw

友人B

じゃぁ、授業抜け出してゲーセン行こうぜ!!

悠餓

フハッいいな!

陽太

君たちさっきの言葉本当かな?

悠餓

!!

凛人

悠餓、

悠餓

チッ

友人B

チッ行こうぜ

友人A

じゃぁな悠峨

悠餓

おい、

悠餓

(こいつらも)

ただ俺を金ズルとしか思ってない 都合がいいコマなだけ

陽太

悠餓、

悠餓

あ?話しかけんなクソが

陽太

なんて言った?

悠餓

だから─

凛人

陽太、行こう

凛人

僕たちが遅刻してしまえば生徒にも学校にも示しがつかない

陽太

…そうだね、行こう

悠餓

ハッそうだな、示しがつかないもんな生徒会長

凛人

…、

陽太

なんでお前なんかがこの学校なんだ

悠餓

クソババァどもが、まだやり直せると思ったからじゃねぇの?

悠餓

まぁ、もう手遅れだけどw

凛人

悠峨、

悠餓

名前呼ぶなよ、気色悪ぃ

ザッザッ

凛人

あ、

陽太

兄さん、あんなやつかまうことない

陽太

あんなのに構ってたら兄さんの評判が落ちるよ

凛人

……落ちたって構わない

今更、味方ぶったて遅いんだよ

悠餓

(もう夕方か、、)

悠餓

帰、

悠餓

(あんな家俺がいてもいなくても変わらない)

悠餓

どっかで暇潰すか

─────────

悠餓

はぁ

凛人

悠餓、

悠餓

…スタスタ

凛人

今までのこと謝りたくて、これかは─

悠餓

何?今更兄貴ずらしてなんの用?

悠餓

俺のこと見下して癖に

凛人

そ、れは

悠餓

何も言えてねぇってことは図星だろ?

凛人

違う!母さんと父さんの期待を!

悠餓

だから?

凛人

ッッ

悠餓

そのために俺のこと見て見ぬフリしたのかよ

悠餓

楽しかったか?弟のこと踏み台にして褒められるのは?

悠餓

人の子も見下して!楽しかったか?!

凛人

楽しいわけ、ッ

悠餓

んじゃ!これ以上話しかけてくんな!
てめぇの顔見るだけで虫唾が走る!

凛人

、、、ッ

悠餓

(クソ野郎、何が謝りたくてだ)

悠餓

(このまま家にも学校にも行かなくていいか)

悠餓

それがいい、このまま

眩しい光が差し込める

悠餓

ッなんだ

光の中から黒い馬車が覗かせる

悠餓

は、なんだよこれ、

それからの記憶は覚えてない

どこかに連れられているのか?体が揺れる感覚だけが鮮明に残るだけだった

誰が俺を愛してくれた?

誰が俺を認めてくれた?

兄なんだから、弟だから─って、、、

俺のことは二の次で、、、

弟は、、、弟くんは─

ってあいつばかり見て

誰も俺のことは見てくれない

俺は生まれて来なければよかったのか?

認めてくれるために、、、 自分を見てくれるために、、、

俺なんだってしたんだ!!

でも、誰も、俺を認めてくれない

だから俺は、自分を隠した

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