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誤魔化したハッピーエンド_。

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誤魔化したハッピーエンド_。

1 - 頑張った君は。

♥

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2022年11月15日

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...

ずっと死にたかった。

今日こそ...ずっと繰返す。

死のうとしても、怖くて。

生きるのも辛くて。

逃げ場のない俺。

そんな俺に。

お~い...?

なにしてるの...?

...っ?

...俺、りうら...!

...りうら...?

見た目からして中二くらいだろうか。

綺麗な目をしたポンパドールの彼。

少しお話しない?ニコッ

...うん...。

そんなたった一言に誘われて。

気づいたら毎日彼の所に来ていた。

ただ、生きる意味が欲しかった。

俺は愛情をくれる? なんて彼に期待しながら毎日。

彼の優しさに甘え続けた。

...タッタッ

今日も彼の所へ...。 と、廊下を歩いていると。

...

あれ、ないこくん?

あ、...

...

...最近楽しそうだねニコッ

...

なんか楽しいことあった、?

屋上で゛友達゛と話してるんです!

...

...誰?

りうらって子です、!

...

...え?

...

大神りうらくんのことかな、?

...?

はい、!

...

...ないこくん。

...

りうらくんは4年前に____。

...へ...っ?(笑)

先輩に聞いた。

彼はこの学校でいじめを受けていた。

先生もクラスメイトも無視。

毎日痣を作っていた。

彼は歌が好きで、いつも屋上で誰かを誘うように歌っていた。

それを馬鹿にされて。 歌うのを辞めてしまったらしい。

...

死~ねっ!

...

本当に強がりだよねw

...

お前歌の才能ねぇって!w

いつも愛想笑い。

そんな彼にも限界が来た。

赤信号の時。

彼は道路に飛び出し、自殺した。

...

彼はきっと愛情が欲しかったんだ。

認めてもらいたかった。

歌い続けたかった。

生きたかった。

そしてなによりも。

一緒に居てくれる「友達」が欲しかった。

彼が飛び出したとき。

小さくこう呟いたらしい。

「友達」欲しかった...。

葬式や病院には誰も来なくて。 1人寂しく亡くなっていった。

俺はそんな彼の話に耐えられず、 泣き崩れてしまった。

...っ

また来てしまった。

俺はずっと彼に甘えていただけ。

俺よりも彼の方がずっと寂しかったのに。

俺はずっと。1人でも無いのに。 愛情が全く無いわけじゃ無いのに。

彼に甘え続けてしまった。

甘えすぎてしまった。

俺は謝りたかった。

そして、彼に笑って欲しかった。

...りうら。

...おっ...!

ないくん、ニコッ

いらっしゃ~い!

...

明るく元気な声で俺の方へ寄ってくる。

正直心が痛かった。

ごめんね、...ジワァ

え、...?

...辛かったよね...っポロポロ

ほんとに...ごめんねっ...ポロポロ

...

その話はしないでさ、っ!

ほら、今日もお話しようよ...ニコッ

誤魔化さなくていいよ...っポロポロ

...誤魔化してなんか...っ

逃げないで...っ!!

泣いていいんだよ...

十分頑張ったよ...ポロポロ

...っジワァ

頑張ってなんか...っ

...

彼は黙ってしまった。

俺はもう涙が止まらなかった。

泣きたいのは彼の方なのに。

りうらね、...

歌が好きなの...っ

でもね、...才能なくてさ、

みんな...要らないって...ニコッ

...っ

俺は彼にどんな言葉を掛ければいいのか 分からなくて。

ただ、聞いてあげることしか出来なかった

..友達欲しかったなぁ...

もっと生きてたかったし...?

自殺した奴が言っても説得力ないかw

...友達なってあげる...。

...っ

いや、...

りうら...

愛してる_。

頑張った彼にご褒美を。

俺はこんな事しか出来ない。

けどね。君と幸せになりたいの。

今までお疲れ様。

沢山頑張った君はもう大丈夫だよ。

沢山頼って、甘えて、泣いて、笑って。

っ...ポロポロ

...でも、りうらはもう...っポロポロ

君が幽霊でもなんでもいいよ。

君が好きだから_

...チュッ

屋上。2人だけの中。

甘いリップ音が鳴り響いたあと。

...ありがとう。

大好き...っニコッ

素で笑った君は美しかった。

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