この作品はいかがでしたか?
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コメント
2件
初コメ失礼します!! 最高すぎます…😭💓 続きも楽しみにしてます〜!
りあ
りあ
りあ
りあ
りあ
⚠️注意⚠️ カップル出来ます。 桃×白、青×水、黒×赤 ↑攻め、受け関係なしでかいてます (桃×白以外) 桃白以外のいちゃつくような描写は少ないけど、少し出てくることがあります。 地雷さんはここで閉じるのをオススメしますっ!!
りあ
ここは『セブンスヘブン』
この国の城で開かれるパーティーには必ず、
"仮面"をして行かないと行けない。
そしてその"仮面"をつけたままダンスをする
そこから着いたダンスの名前は
Masquerade Dance
初兎
初兎
寝起きの僕は今日の予定を確認した
初兎
乾皇子とはこの国、セブンス・ヘブンの国王の息子。
ちなみに僕はその国王の娘の旦那の弟の息子です
意味わからん関係なのです。
そしてそのパーティーでは仮面をつけなければならない
初兎
そう思いながら支度をしていた
初兎
探していたものがなかったため出かけようとしていた
しかし、部屋を出ようとした時
ないこ
と、そとからこえがきこえたあ
空耳だ、と自分に言い聞かせ家をでる
初兎
初兎
ないこ
初兎
そう思っていた時、後ろからものすごい勢いと、声量をしたものが僕にぶつかった
ないこ
ないこ
そう言って頬を膨らます彼
こいつが乾皇子
僕と彼は幼なじみである
陰ながら僕は彼が気になっている……
初兎
初兎
ないこ
ないこ
初兎
僕らはいつもこんな感じだ
このようなやり取りをした後、
ないこ
初兎
ないこ
あからさまに落ち込んでいる
そんなことを思いつつ僕は
初兎
初兎
……という
ないこ
こんなに優しいので好きにならないやつは居ない
初兎
初兎
ないこ
国王の息子というのもあり、
持っているのはダイアモンドやサファイア……
そんな高価なものが沢山着いついたものを貰う訳には行かない
初兎
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
これが僕らの日常
初兎
ないこ
ないこ
初兎
こんなのが毎日続けばいいなぁ……と思っていた
とある国の令嬢
とある国の令嬢
それが崩れかけているのを知らずに
1度家に戻ってからもう一度来る約束をしていた
楽しみなのか体が早く動き 約束の30分前に着いてしまった
初兎
初兎
初兎
初兎
そんなことを考えながら 彼を待っていると
とある国の令嬢
初兎
顔も知らない姫が僕に話しかけてきた
とある国の令嬢
初兎
状況が掴めない僕に対して、 彼女は何かの準備を始める
とある国の令嬢
そういいながら僕の方に近ずいてきて
初兎
とある国の令嬢
さっきとは全然違う声で話してきた
初兎
とある国の令嬢
ただの嫉妬か、
そう思っていた
多分他国から来たのだろう
だから僕らの関係を知らずに 話しかけてきたんだと考えていた時
とある国の令嬢
悪事をしようとしてたのがわかった
初兎
とある国の令嬢
ないこ
初兎
彼がやってきた
かれこれ話していたら30分が経っていたらしい
ないこ
初兎
ないこ
初兎
場所を間違えていた訳ではなく、
他国の姫から後ずさっていたことを知った
とある国の令嬢
ないこ
初兎
説明しようとした時……
とある国の令嬢
嘘をつかれた
初兎
ないこ
とある国の令嬢
急に泣き出してそこにいた数人の目をひいた
とある国の令嬢
初兎
とある国の令嬢
ないちゃんの信用失う……
そう思った時
ないこ
ないこ
ないこ
初兎
さすが金持ちだな……
ここに防犯カメラつけるなんて……
とある国の令嬢
他国の姫は何かを察したのか
とある国の令嬢
そう言って逃げ出した
令嬢にはこんなのがいると昔言われたことがあったが
今日、初めて実感した
ないこ
ないこ
あからさまに怒っている
優しい彼は滅多に怒らないが……
ないこ
とか言い出し、特定をしようとしていた
初兎
ないこ
ないこ
初兎
初兎
ないこ
いつもの彼に戻った
良かったなと心から思う
そのまま会場に入り
僕らは仮面をつけ、別れた
ないこ
初兎
ないこ
ないこ
初兎
この時、ないちゃんの仮面は見ていなかった
声でわかると思ったから
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
こんな軽い気持ちで食品コーナーに行った
初兎
食べ物一つ一つに感動していた時、
??
聞き覚えのある声がした
初兎
??
初兎
名前を言ってはいけないので
友人の間で偽名を共有している
??
??
……と爆笑している彼は
稲荷ほとけという
稲荷王国の皇子の息子である
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
こいつはフラグを回収するのが早い
??
ほとけ
このように秒でバレた
??
??
初兎
??
ほとけ
??
彼は猫宮いふ
王家ではなく武家の息子である
そんな彼らは付き合って2ヶ月目
いふ
ほとけ
いふ
初兎
初々しいやり取りを見たあと
?
ないちゃんみたいに元気な末っ子が来た
初兎
?
?
?
この赤いのは大神りうら
黒と黄色のは悠佑
悠くんはりうちゃんの執事
信じられないことに彼らは付き合っている
りうら
りうら
悠佑
悠佑
あの2人は幼少期から一緒なこともあり
お互いをよく知っている
初兎
ほとけ
初兎
この6人の中で付き合ってないのは僕らだけ
ないちゃんが……ないちゃんが……って考えて1年程立っている
初兎
ほとけ
いふ
ほとけ
イチャつくのは羨ましいし
そんな関係になりたいと思っている
今回がいいチャンスと思った僕は
初兎
と宣言した
ほとけ
初兎
僕はこのダンスに全てをかける
このパーティでしか流れない曲
MasqueradeDanceを彼と共に
初兎
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
いふ
初兎
りうら
りうら
悠佑
悠佑
初兎
ほんまこの人ら騒がしいなぁ...w
これがずっと続くとええんやけど...
司会
司会
初兎
ないちゃんが見当たらへん...
仮面...覚えてるはずやねんけど、、
初兎
トンッッ
初兎
??
??
初兎
??
??
初兎
僕は一瞬迷った
声がないちゃん...でも、、
仮面が全然違う...
初兎
??
初兎
この呼び方…!
初兎
??
ないこ
そういって仮面の隙間からチラッと桃色の瞳を見せた
その時、音楽が流れた
~♪♪
初兎
ないこ
初兎
ないこ
Shall we dance?=踊りませんか?
僕はとても彼と踊りたかった
ただ考えるより先に動いていた
初兎
これを聞かれた時に答える言葉がすぐに出てきた
ないこ
初兎
ないこ
初兎
ないこ
ダンスが終わり、いよいよ帰る時間になった
ないこ
初兎
伝えたい…
ないこ
初兎
どうしても伝えたい
ないこ
初兎
後ちょっと
後ちょっとのところで涙が溢れてしまった
初兎
ないこ
ないこ
初兎
初兎
ないこ
初兎
ないこ
言えた、
やっと言えたこの言葉
その瞬間、体の力が抜けその場に座り込んでしまった
初兎
ないこ
初兎
初兎
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
ないこ
ないこ
初兎
初兎
ないこ
初兎
ないこ
初兎
こうして僕らの長かった両片思いは終わりを告げたのであった
続編↺500
りあ