主
主
主
主
ないこ攻め アニキ受け (今回は腐向けというより日常ほのぼの系ですかね。まあでも一応記載をさせていただきます。) アニキ、ないこ恋人&同棲設定 ないこsideで進みます。 地雷さんばいばい。 通報はしないでください。
アニキが風邪を拗らせた。 それに気づいたのは朝、いつものように挨拶をした時だった。
ないこ
悠佑
あまりにもいつも通りに振る舞うくせに顔は血の気が引いて真っ青で、足元もふらふらと覚束ない様子。 しかも肩を震わせ鼻声と来た。
ないこ
悠佑
苦しそうに顔を顰めるアニキにやってしまったと口を紡ぐ。 てか今言い直したな? 本音言って言い直したな?
ないこ
そう言って半ば強引にソファに座らせ、体温計を放り投げる。 げ、という顔をしていたのは無視して体温を測らせる。 ピピピピ、という小刻みに鳴るそれを奪いっとって確認する。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
ヒートアップしてしまったアニキは途端に苦しそうに咳き始めた。 その背中を摩りながらベッドへと直行する。
ないこ
悠佑
大分間が開いた後に絞り出すように出た善処という言葉に呆れを取り越して笑いが漏れる。 善処て日本の代表する断り文句じゃねぇか。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
よほどしんどかったのか横になった途端静かになるアニキ。 頭を軽く撫でアニキのために超スピードでめちゃくちゃ美味いお粥を作ろうとキッチンに向かった。
アニキと同棲するまえは俺も一人暮らしだったわけで、ある程度の料理は作れた。 だが同棲生活になってから家事はアニキに任せっきりだったかもしれない。 少し反省をしながら久しぶりに握る包丁の感覚を確かめながらネギを小口に切る。 食べやすいように出来るだけどろどろにして卵とネギを落とす。 醤油で軽く味付けをすれば完成だ。
ないこ
スプーンと水とをお盆に乗せる。
ないこ
ないこ
薬も置いたらお粥が冷めないように急いで寝室へと戻る。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
そう強がったアニキだが苦しそうでこちらが見ていられない。 思わずスプーンをひったくってしまう。
ないこ
悠佑
少し恥ずかしそうにしながらも素直に口を開けて食べるアニキに癒される。 結局4分の1ほど食べて残してしまった。
ないこ
こくりと頷いて薬を口に含む。 飲んだことを確認して片づけをしようと立ち上がるとくん、と引っ張る感覚がし、見るとアニキが俺の服の裾を引っ張っていた。 熱によって潤んだ眼はまるで溶けてしまいそうでこちらが少し不安になる。
ないこ
悠佑
ないこ
汗でべたりと張り付く前髪を撫でると安心したように目を閉じてしばらくしないうちにすーすーと聞こえる寝息に一安心する。 早めに片づけを済まして起きた時も隣にいられるようにしておこう。 不安にさせてはいけない。 それにこんなに弱った彼はレアだ。申し訳ないがもう少し堪能させてもらうとしよう。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
5件
ここのコメントにいる人々がタヒんでおる!私もタヒんだ
え…アニキ可愛i((( ゚ཫ ゚)ゴフッ尊死
_:( _ ́ཫ`):_あに…きが可愛い…んだ( ゚∀゚):∵グハッ!!