偏頭痛

今回は三月さんの3000人企画です🤭

改めてフォロワー3000人 おめでとうございます✨

お祝いとして企画に 参加させていただきます🙏🏻

(タイトルが同じ作品があることは 承知しております...🙇🏻‍♀️ 内容は違いますので...🙏🏻)

短いですが、 見ていただけたら嬉しいです☺️

今日の天気は...

偏頭痛持ちの俺は雨が天敵。

もうすでに頭が痛い現実からは 目を逸らしたいところだが、 実際そうもいかない。

重い体を上げ、俺は リビングに向かった。

わかんないってのは嘘。

こんなんで行けるわけない。

小さな頃から偏頭痛持ちで

雨の日は休みがち。

その分兄ちゃんたちには 迷惑をかけてきて

すごく申し訳なくて

もう高校生だし 大丈夫なのではないかと思う反面

一人で耐え抜けるか不安になって

結局いつも助けてもらってしまう。

俺はそんな自分が嫌で仕方なくて

偏頭痛なんてなければ 良かったのにと、何度も思った。

今日くらい、頑張りたい。

今日くらい、迷惑をかけたくない。

よし...

見事に赤の予想は全て 当たっているわけだが、ここまで 完璧だとなんだか悔しくて、 「うん」とは言い難い。

紫ーくんの圧に負けて、 俺は首を縦に振った。

俺ももう高2だと言うのに、 未だに俺が小学生かのように 頭を撫でてくる紫ーくんに 照れてしまう。

独り言を言うやつもいれば

俺に嫉妬するやつもいて

ただただ優しく声を かけてくれるやつもいるし

素直に心配してくれるやつもいる。

個性的な兄弟たちだけど、俺は この兄弟でよかったと思っている。

なぜなら、結局は皆

俺のことを想ってくれているから。

生まれ持ったものは一生抱えて いかなければならなくて

一人では辛い時も苦しい時もあるけど

兄弟がいるから、こんな日も 乗り越えられる。

これからもよろしくね。