404
Level404
「私の親愛なる欠片へ」
Level404は404番目の天使の輪。 君は覚えていないかい?
Level404は平面が交差し、二分され、 曲がる場所であり、
データで軋んだハードドライブの残骸が 散らばる場所。
Level404では意識の増殖に 気付くかもしれない。
もしそうなったら、
見つけた中で最も鋭い 空のポリゴンで 頭から切り取るんだ。
此処は壊れているけど、君の家だ。
Level404では正しく考えることが 出来なくなる。輪をかけてね。
君は静かな囁きを聞くだろう。
此処で何が起こったのか。 二度と彼女が姿を見せなかったのは 何故なのか。
残念じゃないか。
404
ここはどこから来ているのかって? 君はどうやら疑問に思ってるみたいだけど…
大切な人よ、 何故君はそんなことを尋ねているんだ。
誰よりも自分自身のことは 知っているはずじゃないか。
足元で地面がちらつき、 君は熱心にそれを見る。
君は此処が好き。 ジオメトリが囁く。
なんて美しい世界だと。
Level404はもっとも完璧な方法で 現実を再現しようとして、
失敗した。
3Dメッシュが故障すると 記憶が頭を曇らせ、手も動かなくなる。
今日はいい日だね。 2人で散歩に行かないかい?
外にあるのは君を連れて エラーを起こした風景だけだけども。
君はとても楽しく爽やかな孤独を謳歌し、 水で穴を塞いだスポンジの様に、
甘い空気に溺れている。
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君は彼女のことを永遠に忘れた。
嬉しくないかい? ワクワクしないかい? 君はついに楽園を見つけたんだ。
さあ、家に帰ろう。
彼女はあなたを愛してた
みんな君に会いたがっているよ
帰ろう
おそれないで
404
君の思い出
君自身の心
404
Level404は、安閑な状態で カタトニアを恒常化させていくと 入ることができる
404
何故君は楽園から去りたいと 思うのかい?
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