主
主
主
主
主
初兎
りうら
初兎
りうら
悠佑
初兎
りうら
悠佑
悠佑
りうら
初兎
悠佑
初兎
りうら
悠佑
初兎
そう、俺の最近の悩み。付き合ってだいぶ経ったけどそれでも手を出してくれない。キス止まり。キスもライトキス。深いのはされたことがない
悠佑
初兎
りうら
りうら
悠佑
りうら
初兎
悠佑
初兎
りうら
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
If
悠佑
If
If
悠佑
If
悠佑
If
そして彼は唇を離す。ここで終わりだ。唇を重ねるだけ。それ以上は何も無い。それ以上を俺は求めているのに…
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
気まずそうに視線を逸らす。その様子を見て、悟ってしまった
まろは俺とそういうのは求めてない
そりゃあそうだよな。柔らかい体をした女の子の方がずっといい。俺は体を鍛えているから柔らかいなんてかけ離れている
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
-hotoke-
If
If
りうら
悠佑
If
悠佑
そのまま逃げるように俺は楽屋を出た。会えて嬉しかったはずなのに、そんな気持ちは一瞬にして萎んでしまった
初兎(通話先)
悠佑
あれ以来、まろとの連絡先を全てブロックしてるため、連絡すら来ない。電話も着信拒否している
今は撮影先にいるため、旅館に泊まっている。もちろんそれはまろに伝えていない。心配させているだろうけどりうら伝てに元気でいることを伝えている
りうら
悠佑
初兎(通話先)
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
もう、そういうことはしないと決めた。俺たちはキスで止まる。それ以上は女の子とやってもらう。そう割り切ると決めた
初兎(通話先)
初兎(通話先)
悠佑
初兎(通話先)
初兎(通話先)
悠佑
そうだ。初兎の言う通り。本当は割り切れてない。割り切るように心に言い聞かせているだけだ。そしてこのことをまろに話せばまろは怒るだろう
あいつは優しいから。きっと俺を気遣って応えてくれるだろう。それとの関係を保つためにも。そんなこと俺はさせたくない
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
わかってる。わかってるけど…そんなの分かってる…でもっ…
初兎(通話先)
りうら
悠佑
布団の中に入っても目は冴えたまま。眠れるわけない。けれど強引にも目を閉じた。明日のために
悠佑
今日の撮影が終わった。今回は新曲のMVの撮影だった。今回の新曲はソロだからまろはいない
りうら
悠佑
りうら
悠佑
とても良いお風呂だった。誰も人がいなかったこともあるが、露天風呂の眺めが本当に美しくて長居してしまった
悠佑
こういうところはなかなか来ないから、ちょっとした気晴らし兼りうらとの写真を撮りたいという気持ち。りうらに後で提案してみよう。そう思った時
りうら
悠佑
ちょうど今りうらのこと考えてたんよなぁ〜。マネージャーとしていつも一緒にいるからこういう思考回路はシンクロしているのだろうか。なんて考えながらドアを開ける
If
悠佑
ふわりと香る大好きな香り。体に回される大きな腕。安堵したようなため息が耳元にかかる
悠佑
りうらに視線を送ると、りうらが気まずそうに目をそらす。裏切ったなこいつ…
りうら
りうら
-hotoke-
りうら
-hotoke-
りうら
-hotoke-
If
りうら
一気に冷たい声が耳に響く。嘘…まろがいたの?やばい、今までバレないようにしてきたのに…
-hotoke-
-hotoke-
咄嗟に電話を切ろうとしたが、ほとけっちの言葉を聞いて、手が止まった。やっぱり2人はすれ違っちゃってるだけでちゃんとお互いが好きなんだって。あにきもまろも今会えないことが辛いんだって…
If
りうら
りうら
If
-hotoke-
りうら
悠佑
俺そんなに酷い顔してたんか…自分では気づかなかったけど、やっぱりまろに会いたかったんだな…無理してたんやな…強がってたんやな…
If
りうら
そうしてりうらは出ていった。ガチャンっと扉が閉まる。その音を境に部屋がしんっと静まりかえる
If
悠佑
言いたくない。その一心で顔を左下に向ける。なんて子供なのだろう。まろがせっかくこうやって話す機会をくれたのに
If
悠佑
If
悠佑
顔を正面に向かされる。今までこんなことはされたことがなかった。ギラついた瞳。地を這うような声。揺れる空気。あぁ、逃げられないと、怒らせてしまったなと悟った
If
If
If
If
悠佑
まろの瞳が揺れる。そして、暖かい水滴が俺の頬を伝う。まろの頬にもきらりと光るものがあった
悠佑
If
悠佑
If
俺は何してるんだろう。そうだよな。話してもないのに決めつけちゃいけないよな…ここまで泣かせて…話さないなんて…最低すぎる
そして俺は堰を切ったように話し始めた。まろと夜の営みをしたことがないこと。それを気にしていたこと。そしてこの前その話を持ち出したらまろが気まずそうにしたから、まろはそういうことを求めていないのだと思ったこと。そしてそういうことは割り切って他の女の子に任せようと思ったこと
If
悠佑
If
悠佑
If
If
悠佑
すまん…と申し訳なさそうに謝るまろ。そういうことだったんやな…結局まろの優しさだったってことだ。その優しさを俺は…
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
大好きな君の香りに包まれる。こんな幸せが当たり前にある。その喜びで彼を強く抱きしめる。すると
If
悠佑
If
悠佑
布団に押し倒される。またまろのギラついた瞳が顕になる。今は着物姿だから軽くはだけている。襲われる直前だ
If
悠佑
そう言っている間に着物がはだける。その上にまろが座り、つーっと人差し指でお腹を撫でる
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
悠佑
If
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
口の中に下が入ってくる。そのまま舌を絡めて、何度も唇を重ね直す。こんなの今までしたことが無い。まろもがっつくようにキスをする。そんなキスされたことない。初めてが多くて頭が混乱する
If
悠佑
If
悠佑
甘い初夜の始まり
悠佑
If
目を開けると隣で寝そべっている彼氏。時計を見ればもう朝の8時。チェックアウトは10時までだからまだ時間はある
If
悠佑
If
悠佑
君に触れられる幸せ。君で満たされる幸せ。たくさんの幸せを君から貰った。それ自体も幸せ。いっぱいいっぱい幸せ
If
悠佑
If
If
悠佑
If
悠佑
If
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𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬──────────
あの、、、 我儘で大変申し訳ないのですが、春の訪れの続き見たいです、、、!