夏菜
結斗
結斗
恒例になってきている結斗との電話。
元カレなはずなのに、今では相談を乗ってくれる唯一の男友達だった。
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
結斗
通話
03:51:20
夏菜
夏菜
今の新しい彼氏が居ながら元カレと長電話をするのは良くないと思ってはいた。
けれど、結斗との電話はとても楽しいし、
別れたとは言え、敬史より結斗の方が話しやすかった。
デート当日
敬史
敬史
夏菜
夏菜
付き合ってちょうど1ヶ月。
大学の先輩だった敬史に対して、まだ敬語がやめられずにいた。
敬史
夏菜
めいっぱいのオシャレと化粧。
敬史には、そんな自分しか見せられなかった。
夏菜
夏菜
この頃、元カレの結斗と比べてしまうことがある。
その度に後悔した。
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
敬史
敬史
夏菜
敬史
敬史
夏菜
敬史がリードしてくれる。
夏菜
夏菜
思わず笑ってしまう。
敬史
夏菜
夏菜
夏菜
敬史
敬史
そう、照れくさそうに言う。
夏菜
恥ずかしいこともサラッと 言ってくれる。 そんな敬史が好きだった。
映画の後
夏菜
夏菜
夏菜
敬史
敬史
敬史
夏菜
夏菜
敬史
敬史
敬史
夏菜
夏菜
夏菜
敬史
夏菜
夏菜
敬史が突然キスをしてくる。
夏菜
敬史
夏菜
お互いが顔を真っ赤にする。
その日は買い物をしてそれぞれ帰った。
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
他の男のデートで元カレの事思い出すってやばくないか?
そー思いながら適当に流す。
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
そういうと、夏菜はすぐに電話を切った。
結斗
結斗
結斗
夏菜を心配する気持ちと、別れたあとも頼ってくれている嬉しさが混ざる。
結斗は布団に顔までもぐり目をつむった。
結斗
夏菜
結斗
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
それが、自分をさらけ出せない原因でもある事を、夏菜は分かっていた。
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
敬史と付き合った理由。
それは、結斗を忘れたかったからだ。
自分ばかりが好きでいるような気がして辛かった。
だから、他に好きな人を無理矢理作って、結斗から離れようとした。
それでもやっぱり、友達としてそばに居たくて、
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
冗談混じりにそう言う。
結斗はいつもそー言って、私を認めてくれた。
間違ったことをしても、ちゃんと叱ってくれて
だけど最後は、「それがお前だもんな」って笑って許してくれる。
そんな結斗が大好きだった。
ずっと一緒に居たかった。
夏菜
結斗
結斗
結斗
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
その後は珍しく無言が続いた。
気づいたら眠ってしまっていて、朝見ると電話は切れていた。
別れる当日
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
敬史を好きになったこと 結斗にはすぐにバレていた。
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
結斗
夏菜
あの時の結斗の苦しそうな顔が
ずっとずっと頭に焼き付いていた。
夏菜
夏菜
結斗
どうしても言いたいことがあって夏菜は電話をかけた。
夏菜
結斗
結斗
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
結斗
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
違う。辛くなるのは私だ。
間違ってるのは分かってる。
けれど、結斗はもう叱ってくれない。
笑って許してもくれない。
結斗
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
結斗
夏菜
結斗
結斗
夏菜
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
夏菜
結斗
夏菜
通話
02:05
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
あの時、不安になって別れを言わず 結斗を信じていればよかった。
ずっとそばに居てくれたのは結斗だけだったのに。
夏菜は結斗の大切さを改めて思い知った。
けれどもう遅い。
一番大好きな人は
もう、会ってはいけない人だ。
敬史の実家に向かう途中
敬史
夏菜
車の窓から外を眺めている夏菜に敬史が心配そうに声をかけた。
すっかり呼び捨てで敬語も無くなっていた。
敬史
敬史
夏菜
夏菜
夏菜
夏菜
敬史
敬史
夏菜
夏菜
夏菜は2人がよく行ったゲームセンターの前を通ると、目を背ける。
夏菜
夏菜
敬史
敬史
敬史
夏菜
そう言いながら、今度は結斗の職場を通る。
一瞬だったが、ビルの窓ガラスから結斗が見えた気がした。
夏菜
結斗の仕事場
上司
上司
結斗
車の窓から、夏菜と目が合った気がした。
結斗
でもそれは気のせいだと言い聞かせ、仕事に集中する。
結斗
夏菜がなりたかった漫画家のアシスタントをするため、
日々一生懸命働いた。
結斗
夏菜
結斗
2人はお互いに
別々の日々を送った。
そしてそれらは
二度と交わることは無かった。
コメント
1件
女、よく考えたら自分勝手だな びっくり