大人になるまでの俺の人生

7月3日＿

俺はその日に生まれた

暑いようで、涼しいような、訳の分からない季節の日に

ｫｷﾞｬーｯｯ

オギゃぁーっ"

俺はあの時、生まれた瞬間にものすごい 言葉を、何回も言われた

理由は俺は顔が整っており、その整い方が異常なほどキモイから、ということだった

あの時の記憶は何故か残っている、 忘れてやりたいのに、忘れれない日だ、

そして俺は"しかたなく"育てると言われ、6歳までちゃんと育てられた

俺の母さんはいつも冷たかった

父さんも俺の事を嫌っているのか、仕事で疲れているのか、いつも無視をする

時々、俺なんか居ない方が、2人は幸せなんじゃないか、俺が死ねば、父さんも母さんも笑顔で居ると思う、なんて考えてしまうこともあった

いつも俺は奴隷のように扱われていた

でもやらなきゃ、

外に出されてしまったり、殴られたり、説教くらったりしてしまう、

だから言うことを聞くしかなかった

片付けを終え、洗い物をする

カチャ＿コトッ

一瞬、頭の中に殺意がよぎる

もっと怖い結末が待っているかも、とずっとずっと殺意を抑えていた

そして洗い物を終え、お使いに行く

夜でもキラキラしている町…それに比べて俺は、

1枚しかない服を着て、靴は少々小さく、髪はパサパサ

嗚呼、こんなに綺麗な街並みが

俺のせいで汚く見えてしまう

そう周りを見ながら歩いていると

浮気現場だ＿

そういい俺はお店へ逃げる

俺は毎日必死にこうやってやるべき事をしていた

やることを終えると、やっとゆっくり出来る

ガシャンッッ

訳が無い＿

お前…浮気してるだろｯｯ

し、してないわよ！証拠あるの！？

あるんだよｯｯ

あっそ！

じゃぁもう開き直るわ！えぇそうよ！浮気したわよ！

子供もできたわ！！

嘘だろ…ｯ

ホントよｯ！

この野郎ｯ

ガシャｯｯ

ドゴッ＿

このようにいつも喧嘩

今日は浮気がバレたから喧嘩をしていた

それに怯える毎日

この夜、俺は抜け出した

この時は季節は冬

寒くて寒くて、服1枚じゃ耐えれなかった

ドンｯｯ＿＿

どこ見て歩いてんだ＿