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それは世界の誰よりも遠い場所にいる 君からのラブレターだっただろう

人生で初めて家出をした

進路のことで親と気まずくなっていた時

👑

久しぶりに遊びきたら?

幼なじみのニキが電話で誘ってきた

それに便乗するように

🐷

え!キャメさんと会えるの!?

もう1人の幼なじみのりぃちょくんがはしゃいでいる声が聞こえた

家から出られれば何でも良かった

だから俺はすぐに

🍈

うん久しぶりに遊び行こうかな

🍈

みんなにも会いたいし

🐷

やった!

👑

じゃあ待ってるから

その言葉を聞き俺はありったけの貯金と最低限の荷物を抱えて家を出た

ニキの地元は決して都会と言える場所ではなく

コンビニもないような田舎中の田舎であった

しかし俺の夢のためにはそのくらいがちょうど良かった

🍈

長いな…いつ着くんだろ

そんなことを考えながら俺は約半日かけてニキの地元「白井村」に着いた

🍈

ふぁー

🍈

着いた…疲れた…

インドアの俺には少々きつくくるものがあった

👑

おうキャメ久しぶりだな

🐷

キャメさん会いたかったー!

👾

久しぶりやなキャメ

🍈

あ!せんせー!

せんせーも幼なじみの1人

この村の名前から察せられるように 村長のひとり息子でもある

🐷

まじで久しぶりじゃない!?

🍈

俺が怪我して以来来れなかったからね

🍈

ニキくんとしか喋ってなかったかも

👑

とりあえずキャメさすがに疲れたでしょ?

👑

俺の家に泊まることになってるから荷物置いてこい

🍈

🍈

家でゆっくりするんじゃないの?

👑

いやもう作業に取り掛からないと

🐷

あー!確かに!

👾

キャメにも手伝って貰うのか

🍈

え?なにを??

👑

そりゃ

"肝試し”

👑

の準備だ

俺は夏が始まる音とともに 何かが始まる合図が聞こえた

100年越しの貴女に

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