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かすみside
桜が散る春の時
私は桜と一緒に散ろうとしていた
そんな時に声をかけてくれたのが
光輝
私は光輝の告白に
いつの間にか答えていた
私はいじめられていた
部活の先輩である、元木先輩と
仲良さげで調子乗ってる
と思われていたらしい…
でも元木先輩とは幼なじみ
元木先輩なんて呼んでいるが
普段は湧と呼んでる
光輝にぎゅっと握られたその手は
大きくて、暖かくて、優しくて
それでどこか安心できた
そのまま恋人繋ぎになり…
光輝
かすみ
と、家に帰ることになった
私は大人しめだが
よく無邪気と言われる
理由は分からない
その理由を今後知るとも知らずに
私は光輝と
オレンジの中ふたつの影を作って
新しい道へと進んで行った
次の日教室に入ると
クラスメイトからの質問攻め
それと同時に いじめがエスカレート…
すると思いきや
光輝
かすみ
光輝
と笑ってみせる光輝
光輝
かすみ
光輝
光輝
かすみ
と手を繋がれ廊下を走る
こんな日が続きますように
と心に願いながら
私は光輝について行った