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キーンコーンカーンコーン

望夢

ねえ、陽花ちょっといい?

陽花

いいけど、どうした?

望夢

とりあえず、昼休み屋上で待ってるから

大輝

……

〜昼休み〜

陽花

どうしたの?

望夢

あのさ…
ちゃんと聴いてほしいことがある

陽花

うん、聴く

望夢

望夢は息を呑んだ

望夢

俺と…
付き合ってほしい

陽花

え?

声が裏返った 見たことのないような面持ちの望夢がじっと私の瞳だけを見つめている

陽花

ありがとう

陽花

すっごく嬉しい

望夢

返事は…

陽花

勿論OK!
これからは恋人として
よろしくお願いします

望夢

嬉しい、ありがとう

望夢

これからもよろしく

望夢の声は、少し震えているようにも 喜んでいるようにも聞こえた

陽花の瞳が揺れたように感じた 俺が再び陽花の瞳を見つめようとすると 後ろを向いてしまった

陽花

(泣いちゃだめだ、泣いたら…)

陽花は涙を拭ったような仕草をした

陽花

(ふぅ、)
そろそろ昼休みも終わるし、教室に帰ろうか

望夢

うん

私は望夢に手を伸ばした

陽花が、俺に手を伸ばしてきた 俺はその手を強く握った

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