チリリリリ…チリリリリ
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顔は涙でグシャグシャで。
体は汗でびっしょり。
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今日は実写の撮影。
お互いの顔が分かるから、少しでも気を抜いたらバレちゃう…。
…1人が嫌いなこと…っ。
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実写の撮影はワイテハウスで。
僕は家からの距離が長い。
普段は辛く感じる距離も、今日は考え事をしてたからあっという間だった。
ピンポーン
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なんで怖いものを見るような目で見るの
今までそんな目しなかったじゃん
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明らかに愛想笑いだな…。
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ぎこちない会話。
出会ってから何年目だよ
これじゃ出会って数分の人達の会話じゃん。
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目に涙が溜まる。
…ぼくがわるかったのかなぁ
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なんで、「おはよう」って言ってくれないの。
今言ってくれそうだったじゃん。
なんでそんな頑なに言わないの。
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泣いちゃいそう。
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優しく笑ってくれるスマさん。
…やっぱり、味方はスマさんだけだよ。
全員集まり…
撮影終了
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…たのしそう
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そんな悲しそうな顔しないでよ
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スマさんに手招きをしているきりやん
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…全部聞こえてるんだけど。
スマさんも、対抗しなくていいよ。
僕、一人は嫌だけど、スマさんは居心地いい方に行ったほうがいいよ。
スマさんの為にもなるでしょ、?
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nakamuも…考えてくれてたんだ。
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僕はその時、スマさんと他愛のない会話をしていた。
楽しく話してたら、いきなりnakamuが声を荒らげたんだ。
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えっ、僕?
なにかしたっけ?
と疑問を抱きつつ、nakamuが見せてきたnakamuのスマホを大人しく見つめた。
nakamuが開いていた画面は、僕達ワイテルズの動画のコメント欄だった。
コメントと必死に睨めっこしていると、横から見ていたきんさんがとあるコメントを指さした。
内容を見てみると…
コメント「皆さん…私、ぶるーくさんの元同級生ですけど…」
「私、この前から暴力を振るわれてたんです」
「誰にも言うなよ…って、たった今もLINEが来て…」
「また今日もやるから覚えとけよ…って。」
「今このコメントを見てるリスナーさん、ワイテルズのメンバーさん、」
「助けてください…!!」
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たった数秒前のコメントだった。
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nakamu…僕を疑うの?
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僕の名前を苦しそうに呼ぶきんさん。
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顔を歪めるきりやん。
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水色は僕の前に立っているため、他の無防備な3人を庇うように前に出ているシャークん。
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シャークんの後ろにいる3人のうちの一人。スマイルは僕をじっと見た。
そしてその後
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皆の態度を否定するような言葉を並べた。
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正確にはちゃんと決めてない。
今決めながら話した方が、僕の言いたいことが伝わるはずだから。
そう信じてるから。
だから僕は、ありのままのことを話すよ。
コメント
7件
物語、すごく好みです!!自分のペースで頑張ってください💪🔥
お久しぶりです、投稿遅くなってしまいすいません🙇♂️💦 前回の視聴数、105。ありがとうございます。 現在本垢で色々ありまして…、お休みを貰っています。なので、この垢でしばらく頑張ろうと思います。よろしくお願いします