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亜薇 は 俺の初恋だった
幼稚園からずっと一緒で 誰にでも優しい その 性格も 俺が笑うと 笑い返してくれる その笑顔も 大好きだった
6年前 亜薇 が 引っ越す時
駿佑
次会う時は 俺の思い伝えるから。
つい 口に出ちゃって
亜薇
君が “どうしたの” って、そんな顔で見てきた時は
凄く焦った
駿佑
駿佑
そう言って 君の背中を押し 送り出した
何度だって
“また会える”
そう言ったけど
僕はね 本当は行って欲しくなかった 寂しいし ずっと一緒にいたかった
だからさ
亜薇
駿佑
あの時 また 会えたのは 本当に 奇跡 だと思ったんだ
“亜薇 だ”
俺は1発で分かったよ
ちょっと 茶髪が混じった髪も 綺麗な瞳も
思い出せば変わってない
俺は懐かしく思ったよ
ただ 1つ 変わっていたとしたら
俺の方が 身長が高くなってた
俺の隣を通る時 僕より10cmぐらい 小さかった
俺 びっくりしちゃった
だからかな 君は気づかなかった
俺 結構傷ついたな
ねぇ きっと また会えるよね