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こんな私でも。#1

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こんな私でも。#1

1 - こんな私でも。#1

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2019年03月31日

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私は何をしても、ダメな人間。

生きていても、死んでいても、誰も悲しまない。

そう思っていた。

一あの日までは-

花恋

月、おはよう。

私には小学校の時からの親友がいる。

おはよっ!

この子は可愛くて、モテる。なんで私なんかの友達になってくれたのかもわからない。

-7年前-

私がまだ小学3年生の時。

私はクラスの女子、男子から暴力、暴言。簡単に言えば虐められていた。

でもそんな時。

虐められている私に声をかけてくれたのは月だった。

クラスの男子A

ほんと、しねよwきめぇんだよ!

クラスの女子グループ

クスッw

花恋

っ…。

この時の私は、話すことすら出来なかった。

自分の気持ちを、伝えられなかった。

そんな自分が、何よりも嫌だった。

そこの男子!!

…?誰…?

クラスの男子グループ

あ、やべっ。w

男子はいつの間にか、私の目の前にはいなかった。

花恋ちゃん、大丈夫?怪我とか、ない?

なんで、?なんで、こんな子が私に話しかけてきてるの…?その時の私は話しかけてくれている理由がわからなかった。

花恋

だ、大丈夫…だ、よ…。

ほんとに…?

花恋

あの…なんで、私に話しかけてきてるの…?

私は恐る恐る聞いた。

なんで…って、友達だから、だよ?

友達…?

花恋

私、月ちゃんの、お友達…なの、?

そうだよ!?

花恋

あ、り…がとう…

うんっ!

この時の私は、友達なんて、できるなんて思っていなかった

一生友達なんていないと思っていた。

そんな私に話しかけてくれた月は私の救いだった。

それが月との出会いだった。

第1話〜完〜

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