俺は、この冬に1番大切なものを亡くしてしまった……
紫耀
紫耀
駅のホームに1人で崩れ落ちた……
1か月前………
冬羽
女子
冬羽
1人のクラスメイトの子が私の机を軽く叩いた。
冬羽
女子
冬羽
女子
冬羽
女子
冬羽
愛美
冬羽
愛美ちゃんは最近こっちに転校してきた子。性格はとってもよくて、女子からも男子からも頼りにされてて
私の憧れの存在だ。
愛美
冬羽
愛美
冬羽
トイレ
愛美
冬羽
愛美
愛美ちゃんは、私の髪の毛を結ってくれた。
愛美
冬羽
愛美
愛美
愛美
冬羽
眼鏡をかけて鏡を見ると…
冬羽
愛美
愛美
冬羽
愛美
驚きすぎて空いた口が閉まらなくなった。
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
冬羽
私に新しい友達が出来た
心の底からとても嬉しかった。
冬羽
愛美
冬羽
紫耀
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
愛美
愛美
冬羽
愛美
紫耀
冬羽
紫耀
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
愛美
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
放課後
冬羽
愛美と紫耀が付き合ったりしたら……正直ちょっと嫌だった。
だって、私も紫耀のことが好きだったから。
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
私の、この行動のせいで後悔することに……
次の日
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
冬羽
急に愛美の目付きが悪くなった。
愛美
愛美
冬羽
愛美
冬羽
愛美
愛美
愛美
愛美は教室から出ていってしまった。
冬羽
冬羽
愛美とまた友達に戻りたかったから、紫耀に連絡先を教えてもらうことにした。
家
冬羽
紫耀に聞いてみるとすぐに返信が返ってきた。
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀
冬羽
紫耀に断られたなら仕方ない……このやり取りを愛美に見てもらって説明しよう。
次の日
冬羽
愛美
冬羽
冬羽
愛美
冬羽
愛美
愛美
冬羽
愛美
愛美
冬羽
私は愛美に引っ張られてトイレに連れてこられた
冬羽
愛美
女子
女子
女子
愛美
女子
女子
1人が私を押さえつけてもう1人が殴ってくる……
それを愛美は楽しそうに見ている。
冬羽
愛美
冬羽
女子
痛い……痛い……痛いよ……
この行為が何日間も私を苦しませた。
紫耀
冬羽
紫耀に抱きつきたい……やられたことを全部話したい……
ダメだ……これは私がやったこと。紫耀まで巻き込む訳にはいかない。
紫耀にはやだって言われたんだから…耐え続けるしかないんだ…
その後も学校で殴られることだけじゃなく、外でも酷い目にあった。
男子
男子
男子
早く家に帰りたかったので急ぎ足で歩いた。
男子
ドスっ………
冬羽
男子
近くの公園まで連れていかれた。
男子
男子
男子
複数人の男子に囲まれて身動きが取れなく、何度も何度も殴られ…しまいにはカッターを取り出してきた。
冬羽
男子
男子
冬羽
私はさすがに怖くなり暴れた。
でも、すぐに殴られ意識は遠のいた。
男子
ザクッ………
冬羽
私の体と心はボロボロになった………
紫耀のLINEを教えられなかっただけでこんなことするの?
男子達は満足気に去っていった
冬羽
体中痛い……辛い……
冬羽
気がつけば、男子達が捨てていったカッターナイフで自分の腕を傷つけていた。
もう死のうと思っていた。
私が死んでも世の中何も変わらない……
またあんな痛い思いするなら…死んだ方がマシ
冬羽
怖かった……嫌だった………
紫耀が愛美のところに行ってしまうことが……
どうしても嫌だった……
私が地味なことくらい分かってるよ……
別にいいじゃん…人は個性があって自分が生きたいように生きてるんだから。
なんでそれを……あんな奴らなんかに…………
冬羽
紫耀に触れたい…会いたい……
でも…もう限界………
私は一通の手紙を残して、携帯だけを持ち外に出た……
冬羽
駅の近くは人が沢山いて賑やかだった。
自分もこんな暖かさを求めていたのか…
やがて、携帯を開き紫耀に最後のメッセージを送った。
ピコンっ………
紫耀
紫耀
紫耀
俺は目を擦りながら冬羽からのメッセージを見た。
紫耀
俺は嫌な予感がした……
ガチャッ……
紫耀
俺は咄嗟に冬羽の家にきた。
紫耀
部屋には人の気配はない……
紫耀
テーブルの上に置いてある手紙を見つけた。
紫耀
紫耀
紫耀へ……… 今まで仲良くしてくれてありがとう。 私ね幸せだったよ? 紫耀と幼なじみで本当に良かった。 虐めを毎日受けてて紫耀にはずっと言えなくって……辛かった もう限界なんだ ごめんね…… 今日の22時に〇〇駅に飛び降りるね 冬羽より
紫耀
紫耀
ふと心当たりあるものが頭を過ぎった…
紫耀
紫耀
俺はとにかく〇〇駅に向かって走った。
紫耀
季節は冬。外は肌寒くパラパラと雪が降っていた。
紫耀
紫耀
俺はただひたすらに足を動かし冬羽のもとへと急いだ。
冬羽
冬羽
冬羽
冬羽
冬羽
冬羽
さよなら……
キキィ………
グチャッ………
女の人
男の人
あたりは一斉に騒がしくなった。
紫耀
紫耀
紫耀
目の前には血だらけの女の人が大勢の人達に運ばれていた。
紫耀
俺は急いで駆け寄った。
紫耀
紫耀
俺は冬羽を抱き抱えた。
女の人
紫耀
男の人
紫耀
紫耀
紫耀
すると、冬羽の目から1粒の涙が流れた。
紫耀
紫耀
紫耀
紫耀
駅のホームに崩れ落ちた………
俺は冬羽のことを先生達に全て話し
愛美とその他冬羽をいじめた人達は逮捕と退学になり
二度と俺の前には現れなくなった。
紫耀
あの時届いたメッセージを読み返す。
紫耀
「紫耀………大好きだったよ。」 (冬羽からのLINEのメッセージ)
~END~
あのですね……これは主のわがままなんですけど笑 この物語結構時間かけて頑張って書いたのでハートたくさん押してください!!!!_|\○_オネガイシャァァァァァス!! わがままな主で本当に申し訳ありません!!!!
コメント
29件
悲しいすぎて やばすぎ それに 生きてて良かった😭😭😭😭😭 それにいいね いっぱい押しました!
神作過ぎて、いいね2000にさせて頂きます😌ིྀ
涙腺崩壊