・
・
リリエル
リリエル
リリエル
セバスチャン
ランダル
ランダル
リリエル
リリエル
リリエル
ランダル
ランダル
話を聞いているとランダルが鬼ごっこの時にカッターを振り回していたらしい。
それが怖くて逃げてる時にセバスチャンは怪我をしたんだとか。
リリエル
リリエル
私にはこの注意喚起しかできない。
だって私は別にセバスチャンを助けてあげたいとかではないから。
そんなに優しい魔女ではないから。
リリエル
ルーサー
ルーサー
リリエル
ルーサー
ルーサー
そう言って渡してきたのは大きなローブ
ほんのりと森の香りがする、ルーサーのローブは私には大きいが、今これを受け取らないと拗ねるから私は素直に受け取った
キッチンにて全員に飲み物を配り、私は一息つく。
リリエル
リリエル
リリエル
セバスチャン
ランダル
ランダル
ルーサー
ルーサー
リリエル
リリエル
リリエル
いつも通り淡々と話し、ルーサーを見る
ルーサーは分かりやすい。感情が出やすい
今は疑いと嫉妬が出てしまってるのか空気が少しピリついてる
けどそれを隠すように彼は笑って
ルーサー
ルーサー
リリエル
リリエル
セバスチャンをお風呂に入れた後、私の部屋に来てもらった
けど、彼は借りてきた猫のように縮こまってソファーに座っている
リリエル
セバスチャン
リリエル
リリエル
リリエル
リリエル
クスクスと笑って、私はセバスチャンの前にハーブティーを配る。
この客室には私の魔法薬もハーブも保存しているから自宅とほぼ同じことはできる
リリエル
セバスチャン
リリエル
セバスチャン
あの人と言われて誰のことだろうと思っていると、彼は緑のシャツを着たと言ったからルーサーの事を指しているのだと分かった。
先ほどの空気で喧嘩をしているとでも思ってしまったのだろう。
私は彼の隣に座って良いか聞き、隣に座りながら話す
リリエル
リリエル
セバスチャン
リリエル
リリエル
セバスチャン
リリエル
リリエル
リリエル
リリエル
歳なんてもう忘れてしまった。
覚えてもどうせ意味のない事だから
私は話を切り替えて彼に傷を見せて欲しいと言った
リリエル
リリエル
セバスチャン
リリエル
リリエル
セバスチャン
リリエル
リリエル
リリエル
セバスチャン
セバスチャン
冗談をこぼして話すと彼は少しだけ笑ってくれた。
どうやら警戒心は少しだけ解けたみたいだ
夜、私は枕で簡易的な壁を作られながらも同じベッドで横になっている。
私は気にしないのだが彼が気にするらしいのでこの消去法をしたのだ。
リリエル
セバスチャンの頭を撫でてゆっくりと瞼の傷を確認しては塗り薬をする
昔より今の人間は免疫力も強くなったと聞くけどこの家の環境を考えると目元にウイルスなどは侵入したら危険だ
リリエル
リリエル
私はセバスチャンの頭を撫でてもう一度眠りにつく
少しだけ考えた案を頭の中で消しては思い浮かべながら