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○○

((風明は阿多妃の子を○し、里樹妃に毒を持った犯人だった...

○○

((このことは猫猫と
風明と私だけの秘密。

壬氏

フゥ...

壬氏

というわけで風明が自首してきたのだが何か知らないか?

猫猫

何のことでしょう

壬氏

高順に書き物を集めさせていたようだが

猫猫

ええ、何かわかるかと思いましたが無駄になってしまいました

壬氏

ハァ...

壬氏

風明の動機はお前の
言った通り阿多妃のため

壬氏

四夫人の座にとどまれるようにするためだったそうだ

猫猫

そうですか

壬氏

しかし、阿多妃は上級妃を降りることが決定している

壬氏

後宮を出たあと南の
離宮に住まうことになった

猫猫

今回の件が原因でしょうか?

壬氏

いや元々決まっていた

壬氏

皇帝の判断だそうだ

猫猫

そうですか

猫猫

この花...

壬氏

さっき紅娘が飾っていたぞ

猫猫

ええ、狂い咲きですね

猫猫

(花の蜜を吸う)

壬氏

ん?

壬氏

(壬氏も蜜を吸う)

○○

(○○も吸う)

壬氏

んっ甘いな

猫猫

毒ですけどね

○○

毒だね

壬氏

ぶっ!

高順

ああっ...

壬氏

ぷっ!

猫猫

○ぬことはないので大丈夫ですよ

○○

兄さん!自分で歩けるでしょ

○○

ねえ

壬氏

ちょっとはいいじゃないか

○○

ちっともよくないわよ

○○

あのね、兄さん背でかいし、がたいがいいからおんぶなんて出来るもんじゃないの

壬氏

今出来てる

○○

それはともかく!
私の方がおんぶして欲しいわ

壬氏

大きい声で喋るな

壬氏

頭に響く

○○

ったく

○○

飲みすぎだよ

○○

ん?あれ、誰かいる

壬氏

(○○の背中から降りる)

○○

フゥ...

壬氏

何をしている

○○

バカっ急に大きい声出さないでよ

猫猫

うわっ
(城壁から落ちる)

猫猫

ああっイテテ...

猫猫

(壬氏の上に落ちた)

○○

((Wow...違う違う。
それよりこの子の安否を

猫猫

誰だよ、いきなり

○○

大丈夫?

猫猫

○○...

猫猫

ってことは...))

壬氏

悪かったな

猫猫

うわっ

猫猫

壬氏様、なぜここに?

壬氏

それは俺の方が聞きたい

猫猫

すみません、今どきま...

壬氏

(猫猫をバックハグする)

猫猫

離していただけますか?

猫猫

離してください

猫猫

んっ...(抜け出そうとする)

壬氏

寒いからやだ

猫猫

上着もなしでは風邪をひきますから部屋に戻ってください

猫猫

お酒を飲んでいるのですか

壬氏

つきあいだ。しかたない

猫猫

つきあいねえ...

○○

誘われて飲ませるだけ飲まされてどこかへ行ってしまったの

○○

挙句に私も被害者よ

猫猫

それはお気の毒に...

猫猫

…………………

猫猫

壬氏様...あっ...

壬氏

(泣いている)

壬氏

(力強く猫猫を抱きしめる)

○○

((珍しく泣いている

壬氏

もう少しだけだ

壬氏

少しだけ温めてくれ

猫猫

ハァ...フゥ...

○○

猫猫もう少しだけお願いしていい?

猫猫

うん

○○

ありがとう

○○

((あっそうだ。阿多妃のところ行こ。皇帝の妹として

阿多妃の部屋

○○

こんな夜遅くにごめんなさい

阿多妃

構わんぞ

阿多妃

それでどうしたんだい

○○

その、今まで母親のように接してくれて嬉しかった

○○

((阿多妃は唯一私の
存在を知っている妃だ。

○○

ねえさんが別のところへ行ってもずっと忘れないよ

○○

(涙が一粒たれた)

阿多妃

ありがとう
(抱きしめる)

阿多妃

私も楽しかったよ。
お前と過ごす時間は...

阿多妃

本当の娘のようで

○○

大好きだよ、ねえさんグスッ

阿多妃

嗚呼、私もだ

阿多妃

早くいい旦那見つけなよ

○○

それは...出来ない

阿多妃

お前の子供の顔が見てみたかったな

○○

ごめんなさい

阿多妃

フフッこれから頑張りな

○○

努力はする

○○

((淑妃の証である冠は次はどんな方に手渡るのだろうか

里樹妃

お待ちください!

里樹妃

(阿多妃を追いかける)

里樹妃の侍女

里樹様!

里樹妃の侍女

(その里樹妃をおいかける)

里樹妃

ああっ

里樹妃

(転んでしまう)

里樹妃の侍女

里樹様

里樹妃

(泣く)

里樹妃

あ…

阿多妃

(里樹妃を慰める)

○○

ッ...((やっぱり里樹もそう思うよな。悲しいよな。しかも私より幼い。

高順

風明の一族とその関係者の名簿です

○○

あっ...

壬氏

ハァ...

壬氏

さらわれて売り飛ば
されたと聞いてきたが...

○○

猫猫...

壬氏

どうしようか

高順

どういたしましょうか

高順

名簿には商いの取引先も含まれています

高順

養蜂以外にも手広くやっていたようで、後宮内に関係者の子女が80人ほどいます

壬氏

2000人中80人か...

壬氏

なかなかの的中率だな

高順

お望みであれば隠蔽しますが

○○

((“お望みであれば”ねぇ

○○

((兄さんの悩みどころね

高順

壬氏様

高順

都合の良い駒ではなかったのですか?

壬氏

ん...

○○

ねえ、猫猫がどうしたいのか聞けば?

○○

兄さんが気になっているのは、猫猫がどう思うか、それと...

○○

兄さんと彼女が離れることで関係が無くなること...でしょ

壬氏

あ、嗚呼

○○

ちなみに私は嫌よ。
猫猫が出ていくの

○○

わがままだけどさ、阿多ねえさんも出ていって猫猫まで出たら寂しいもの

壬氏

そうか

○○

大量解雇だって

猫猫

大量解雇?

○○

風明様の一族とその関係者、つまり取引先の家の娘は全員辞めなきゃいけないの

○○

取引先が多くて解雇される人数も100人近くだそうよ

○○

壬氏様の話によるとね

猫猫

へえ...

猫猫

何だか嫌な予感がする))

○○

((やはりまずいのか

○○

((あっそういえば、李白に聞いたわ。緑青館の三姫に会えるからってね

○○

((しかも無料でって。あれもしかしたら猫猫が自分でなんとかしようとして...

○○

((大体の店主は金なしでは許さない...って事は猫猫はここで解雇されたら緑青館で妓女にって事?!

○○

((更に兄さんが落ちこぼれる

猫猫

(走り出す)

○○

あっ猫猫!

○○

(猫猫を追いかける)

※これは走りながらです

○○

((1度猫猫の義父の名前をきいたことがある。その名前が書類にのってた

○○

((交易を行っている商家だった

○○

((この間猫猫が見ていた書類がそれなら

○○

((猫猫もそれを察して兄さんを探しているのだろう

○○

猫猫!

○○

私も協力するわ!

猫猫

○○はいつも察しがいいな))

猫猫

ありがとう

猫猫

じゃああっちの方お願いしていい?

○○

分かった

○○

ごめん。見つけれなかった、ハァハァ

猫猫

ハァハァハァハァ...

○○

あっ...いた!

○○

壬氏様!

猫猫

ハァハァ...

○○

落ち着いて、ゆっくり行きなよ。結構走った後だから。

猫猫

○○も ハァハァ

○○

私は大丈夫よ。
体力はある方だから

○○

ほら、行ってきて

猫猫

(壬氏に近寄る)

猫猫

ハァハァハァ...

壬氏

珍しいな 息が荒いぞ

猫猫

あの...

壬氏

落ち着け 顔が真っ赤だぞ

猫猫

お話があります

壬氏

分かった 中で話そう
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