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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

わぁ〜!すごい星空だね!

_____

そうですね、今まで見てきた中で1番と言えるでしょう

学校の近くにこんな場所があっただなんて…知らなかった

_____

そうだな!俺も初めて見たぜ!

………なぁ

急にこの話するのも難だけどさ…

例の事件の事だけどさ…

_____

ああ、例の事件…ですか…

みんな…忘れっちゃったり…なんてしないよね

みんなの記憶から僕がいなくなったり…なんて…

_____

なーに言ってんすか

_____

俺たちが忘れるわけ無いだろ?

でも…さ…

_____

僕たちの事を一体なんだと思っているのですか

_____

何年も一緒に居た仲じゃないですか!

………

そう…だよな…!

_____

何があっても私たちは忘れません

………!

そう言ったからには、約束だぞ!

_____

もちろんですよ!

_____

もちろんだぜ

あ!そうだ

事件が解決したらさ

またこの丘に来ようよ

そしてまたみんなで

この星空を見よう

_____

良いですね!それ!

_____

楽しそうですね

だからさ、絶対に忘れないでくれよ

僕の事

視界が霞んでいる

意識が朦朧とし、思考が働かない

目が覚めて数分が経ったであろう時、ようやく思考が巡り始めた

_____

こ…ここは?

ここは何処なんだ、そんな疑問が脳裏によぎる

数秒たった時この状況に焦りを感じる

_____

僕は…何をしているんだ…?

ようやくベッドに横たわっている事に気がつく

_____

病院…?

_____

僕は…病気なのか…?

少し首を傾け、周りを見ようとする

ズキン

_____

い…いだぁぁ……

首に激痛が走る

_____

なんだ…?

_____

怪我をしているのか…?

もう少し首を傾ける

_____

う…うーん……

_____

カーテンでよく見えないな…

_____

あ…少しだけ隙間がある…

目を凝らし、カーテンの奥を凝視する

他にもいくつかのベッドが並んでいる事がわかる

だが、病院とは少し違う場所のように見える

_____

病院…では無いみたいだな

_____

人も誰も居ないし

_____

だからと言って…家って訳でも無いよな…

_____

誰かに聞かなきゃわかんないな…

_____

誰か…居ないのか?

人が居るかも分からない空間に向けて声を出す

_____

だ…誰かぁ……

_____

!?

_____

この声…まさか…目が覚めたのか!?

誰かが足早にこちらへ駆け寄ってくる

_____

(声が届いたのか!)

シャァァァァ

カーテンが勢いよく開け放たれる

_____

先生!?起きたのですか!?

_____

ビクッ

_____

え…えっと…

突然の大声に少し驚く

_____

ど…どうも…

_____

先生…!心配したんですよ!

_____

あ…ああ…

_____

心配…してくれてたんですね

_____

こ…言葉では表せない程に…本当に心配したんですよ…!

_____

あ…ああ…

目の前の銀髪の少年は今にも泣きそうな顔でこちらを見つめている

_____

と…ところで…ここは何処なんですか…?

銀髪の少年

え…いや…

銀髪の少年

何処って言っても…学校ですよ?

_____

学校…?

_____

僕は…何故そんな場所にいるんだ…?

_____

そもそも

_____

君は誰なんだ?

忘れてしまったとしても

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