夢主
ほ、ホントだよ、勝己くん!
夢主
もしかして、私が弱すぎてそう見えてた!?
爆豪勝己
あと、初めから、なんかおかしいと思ってたんだ
爆豪勝己
お前のその、わざとらしい素振り。
ちがう、ちがうんだ。
これが、本当なの。
信じてくれないかな。
夢主
ど、どうしちゃったの!?勝己くん!
わざとらしい素振り?
まさか。本当だよ。
気まずくなっていく空気の中
落ち着いた声で彼は言ったんだ
爆豪勝己
...その手の傷、それが語ってんだ
手の傷、痛々しい。
きっと、年頃の女の子にはついていない
もっと、柔らかくて白い肌のはずなのに、。
私は、みんなと違うんだ。
爆豪勝己
ノートを見せた代償。
爆豪勝己
俺に話しやがれ、夢主
夢主
...あのねっ、
もう話してしまおうかと思った。
その時。
キーンコーンカーンコーン!!
夢主
あわっ!!
夢主
まって!次ってグラウンドだよね!?
夢主
遅れちゃう!!
爆豪勝己
ちっ、急ぐぞ!!クソ野郎💢
夢主
クソじゃないけど、急ぐ!!
夢主
遅れましたぁー!!
相澤消太
おい、なんで遅れてる。
爆豪勝己
...俺が、―――
勝己くんの言葉をさえぎって、
私が相澤先生に話した。
夢主
私が、勝己くんとおしゃべりしてたんですっ!
夢主
気づいたらチャイムなってて、、
夢主
ごめんなさいっ!勝己くんは、何も悪くないんです!!
相澤消太
...あとで職員室。
夢主
すみませんでしたぁ、、泣
まぁ、しょうがないか...