TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

莉子

無言で点滴が吊り下がったあの台をゴロゴロとろがし歩く。前よりは歩けるようになったかな。

莉子

う”っ、

数十歩も歩くと吐き気がし、口元を抑える。

片手をイルリガードル台の握るところを握りながらうずくまる。

吐き気がとてつもなくする。 調子乗ってしまった。

莉子

っ”、

フョードル

フョードル

莉子さん?

フョードルくんがこっちに駆け寄ってくるのが見える。

でも私はだんだん意識が遠のきフョードルくんが私の肩に手が触れた頃には私の意識はなかった。

目が覚めると病室のベッドだった。

起き上がる頃にはもう夜だった。

看護師

莉子ちゃん!

看護師

莉子ちゃん倒れてたんだよ!?

莉子

誰が…

真っ先に浮かんだ質問は誰がここまで運んだか。

その人にはお礼を言わないといけなかったから。

看護師

ああ、それなら

フョードル

僕が運びましたよ。

莉子

確かにフョードルくんが1番近くにいたが、人を呼ぶだけで運んでくれるとは思っていなかった。

莉子

…ありがとう笑

フョードル

それにしても、

フョードル

身長いくつですか?

莉子

えっと、

莉子

149cm…

フョードル

体重は?

莉子

37…キロ、

フョードル

…痩せすぎです。

莉子

…だって、

食事が喉を通らないから、

仮に通っても、全部でちゃうから。

莉子

…やっぱいいや、

莉子

ありがと。

莉子

夏の風はどうしても冷たくて、

みんながJKを楽しんでる間に私は屋上の夏風に当たっている。

莉子

みんな今頃楽しんでんのかなぁ、、

看護師

莉子ちゃん。

看護師

お兄ちゃん来たよ。

莉子

、はーい。

嬉しいような悲しいような、

月一でしか来てくれない兄が来てくれるのはどうしても辛くて、

嬉しいけど内心は悲しい。

莉子

そりゃ忙しいのはわかってるけど、さ…

病弱JK、JKになりたい。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

168

コメント

2

ユーザー

神です、気になってしょうがないです、(((o(*゚▽゚*)o)))♡

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚