あにきっ...!
どしたん?まろ。
...今から、大切なこと言うね。
うんっ...
すきだよ、悠佑。
えっ...//
ずっと、言いたかったの。
本当にっ...?
うん、悠佑が一番好き。
...グスッ
えぇっ!ごめん、ごめん。
ううんっ...嬉しいのっ!!
それって...
私も好き。でもっ...付き合えない。
なんでっ...?
転校するの、もうすぐ。
えっ...うそでしょ...?
嘘じゃない、でもっ...
...ん?
”うそだと思いたい。”
アニキの声は、酷く震えていて、 怯えてるのがわかる。
うんっ...!
ギュッ...
だいじょうぶ...!
うんっ...情けないね...私。
どこが...?
学校で泣いてっ...
全然...。
ほんとに...?
学校で泣かなかったら、どこで泣くのさ?
...家?
家で泣いたら、誰か慰めてくれるの?
...っ!?
アニキさ、昔施設だったんでしょ?
なんで、知ってるの...
やっぱり、言うと思った。
そりゃそうでしょっ...
前、アニキの家でハンバーグ作った時。
忘れちゃった?
忘れちゃった?
...ぁ...ううん。
その時、言ってたじゃん?
「昔施設だったからさ、今普通に暮らせてるのが幸せ」って。
「昔施設だったからさ、今普通に暮らせてるのが幸せ」って。
そんなこと、言ってたかもw
ふふっ、だからさ、だいじょーぶ。
うんっ...
アニキの凄いところ、可愛いところ、かっこいいところ。
全部、知ってるから、いつでも俺のとこ来なよ。
全部、知ってるから、いつでも俺のとこ来なよ。
うんっ...でも、やっぱり彼女にはなれない。
いいよ、アニキと同じ気持ちだっただけで嬉しいからさ。
ふふっ、まろっぽいなぁ。
何がぁー?w
そういうの、ちょっと控えめなとこ。
私、好きだな。
私、好きだな。
俺も、アニキが大好きだからねっっ!!
ふふっ、良かった。
continue...







