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もう先生に恋はしない そう誓った
はずだった
莉子
すみれ
すみれ
莉子
でもこの好きは likeの方 決してLoveになってはいけない
もう二度とつらい恋はしたくなんかない 私はただ先生に賭けてるだけ あの時の先生のように 未来を素敵な方向に導いてくれると信じて
一郎
一郎
今日も先生は穏やかだ 先生を見てると汚い世の中が 嘘のようにみえてくる
でもある先生には勝てない あの先生は私にとって初恋の人でもあり 1番リスペクトしている人でもある あの人にもう一度会いたい。
一郎
莉子
あ、先生が笑った なかなか笑ってる姿 見た事なかったからなんか嬉しい 一郎先生の色んな表情 やっぱり見てみたい あの人には適わなくても 今は一郎先生に夢中になってしまう
やっぱり好き(Love)なんじゃないか
そんな考えが頭によぎる
放課
すみれ
莉子
すみれ
莉子
すみれ
莉子
確かに自分でも考えすぎだと思ってしまう でもふとした時にやはり考えてしまう 前にもこんな事があったな… でも今はちゃんとセーブしてる 自分の気持ちを抑える しつこくなりすぎない。
私も友達みたいに 先生にベッタリできたらいいのに。
そんな事を思ってしてしまってから 私はどうもおかしい すごくアタックしてしまっている ぶっちゃけ恥ずかしい 自分でも引く
でも近づきたい
業後
莉子
一郎
莉子
一郎
莉子
そんな質問どうでもいい 私はただ先生と話がしたい そうただそれだけ
莉子
本当は好きな食べ物知ってる もずくとえんがわ プロフィールに書いてあったからね そして誕生日ももうすぐ 好きな食べ物聞いたのは 簡単に作れないから
クッキーとかって書いてくれれば すぐにでも作っていたのに まぁ質問しても多分 答えてはくれないだろうけどね 先生は恥ずかしがり屋な雰囲気あるからね まぁそれもまた良きだけど
一郎
莉子
莉子
一郎
莉子
一郎
一郎
莉子
一郎
職員室前まで着いてきてしまったが 本当にフォアグラしか言わなかった笑 私が好きだとわかって距離を置くために わざとプレゼントを貰わないように…？
でもフォアグラって楽しそうに話している姿がすごく愛らしくて すごく好き。 ずっと思い出してしまう…
莉子
一郎
どうしよう話したくて来たけど 話すことがない…
莉子
一郎
莉子
すみれ
莉子
今日はすみれちゃんもいるんだ
すみれ
一郎
一郎
一郎
あ、上手く濁したな〜笑 一応目星はつけているんだけどね…
莉子
今日は職員室までついていけない… もっと先生と話したい。 私は…私は。
好きになってしまったのかな
莉子
すみれ
友達を優先したいのに。 先生を思ってしまう気持ちがよぎる
こんなにも辛い恋を“また”するなんて 思ってもいなかった 同じ過ちをまた繰り返すようで 怖い
でも今回は上手くやってみせる これはただのノリそう見せればいいんだ ガチ恋勢ではない それにまだ依存なんてしてない ただの数学の先生 尊敬とかそんな次元にはまだ居ない 命を救われてもいない 彼とは全く別。 それなのに何故私は先生の事が好きなの…
好きだと認めてしまったら もう隠す事なんてできない。 先生ごめんね 私はやっぱり好きなんだ。
莉子
姿を見るだけで胸が苦しくて切なくなる 忘れたいのに忘れれない…
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
一郎
莉子
莉子
一郎
一郎
莉子
莉子
莉子
一郎
莉子
一郎
莉子
莉子
一郎
あ、涙が… こんな時に泣きたくないのに
一郎
一郎
あ、先生ちゃんと返してくれた こんな事までして気を使って ほしくなかった 申し訳ないな
莉子
一郎
莉子
莉子
一郎
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
翌日
莉子
莉子
すみれ
すみれ
莉子
莉子
莉子
勉強できるようにして 将来教師になるしか道はない。 でも…どうして私は 理系に来てしまったんだ…
数学の先生だなんて大学少ないし すごく難しい… でも、それでも絶対になってみせる！ そう！強い『意志』が大切。 尊敬しているあの人が言ってた。 私は絶対に諦めない。
莉子
莉子
すみれ
莉子
一郎先生。 待っててください。 私は将来先生みたいに頭良くなって 数学の先生として働きます！ その時には先生はもうここには いないかもしれません。 それでも私は先生に会いたいから 先生みたいになりたいから 私は諦めません。 それまで私を見捨てずに見ていてください
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