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出会ったのは、

桜並木が薄桃色に染まる

春のことでした。

涼風夏姫

( あれれ? )

入学してちょうど 1週間経った日の朝。

教室から理科室への移動中。

私は4階建ての 決して大きくはない校舎内で

軽く迷子になっていた。

涼風夏姫

( ここは2階? )

涼風夏姫

( 理科室って何階なの〜!? )

挙動不審な私を チラチラ見る生徒達。

おかしいと思うなら声かけてよ!

なんて思っても 私から声はかけない。

かけられないわけじゃない。

敢えてかけないのだ。

別に勇気がないとかそういうんじゃ…

涼風夏姫

( じゃなくて! )

首を振って辺りを見渡す。

並ぶ教室の看板には 「2-○」という文字。

ということはここは2年生の階。

涼風夏姫

( なら1階か3階か4階だ! )

階段に向かうために 勢いよく踵を返した、その時。

涼風夏姫

あだっ!

孤爪研磨

と、何かにぶつかって

衝撃で数歩後ずさった。

慌てて顔を上げると目の前には───

孤爪研磨

ぁ、

孤爪研磨

す、みません…

涼風夏姫

!?!?!?!?

ゴロゴロズドーンと、脳天に衝撃。

そう、雷に打たれたような。

涼風夏姫

は、はわ…

孤爪研磨

、?

山本猛虎

何してんだ研磨ー?

涼風夏姫

バサバサッ

孤爪研磨

!?

辺りに!と?が散らばる。

それは私のものでもあり、 周りの人のものでもあり、

ハクバノオウジサマ(??) このイケメンのものでもある。

衝撃(心理的)で持っていた 教科書やノートを落とす。

それに構わず目を大きく見開いて

すっかりフリーズする私に、

イケメンとその友達らしき人達は 眉をひそめて首を傾げた。

一 目 惚 れ で す が 何 か ?

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コメント

6

ユーザー

ちはるの心臓にも稲妻がっ...!! んんだだだだだだ...迷子のドジっ子とか可愛すぎるよ🫶🏻💗 は、白馬の王子様が研磨か..最高すぎるYO💭✨ てまりん好きですよおおおぉ!!💍

ユーザー

軽く迷子…とは(?) ゴロゴロはもう雷すぎる…🥹笑 研磨ぁぁ、、研磨は白馬の王子様と言うよりゲーマーの人間((( たけとらららら!! 私も研磨が居たら即惚れですね、、🙃🫶🏻

ユーザー

研磨の反応が可愛い🤦🏻‍♀️🤦🏻‍♀️🤦🏻‍♀️ なつきちゃんドジッ子なのか‼️ そんなところも好きです🤞🏻💕 たけとらが居るのもいい🥹❤️‍🔥👊🏻 桜が薄桃色っていう表現大好きです🙈💘 クロの次は研磨っていうのも好きです🫠💓

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