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すごく偶然だった
この後あのようなことは何回起こるか
予想もできない
最初は単なる悪口だけだった
でも、いじめはどんどん悪化していった
ゆうか
これから毎日学校に来るとこんなことが起こるんだな、きっと
ゆうか
流石に鬱になる。
でも…
1番厄介なのはるなではない
るなの周りにいる"犬"……だ
意味の無いいじめに合ってる自分を考えると、クスッと笑いたくなる
ゆうか
なんでかな、やり返せないのは、
自分に実力がないから、…
ゆうか
……
みさき
え…っと
みさき
ゆうかちゃん、？
ゆうか
あ、あぁ…ごめん、ぼーとしてた。
みさきを見るとすでにみさきは事前に持っていた体操服に着替えていた
ゆうか
制服は…？
みさき
え、あぁ、制服は保健の先生に頼んで吊るしてもらってる。
ゆうか
うん…あのさ、さっきはありがとう、それと、ごめん
みさき
え、えぇ！全然大丈夫だよ！
みさき
友達だから当たり前じゃん！
ゆうか
(友達と言っても、さっき友達になったばっかだけどね、笑)
ゆうか
う、うん。とにかく、教室戻る…？
みさき
戻った方がいいかも！先生に言わないとね！
ゆうか
そうだよね、んじゃあ、行こ
2人は保健室の先生に挨拶をした後、教室へ向かった
るな
あ、さっきのやつ…
みさき
また、あんた？何するつもりよ？
るな
何するつもりって、見ればわかるでしょww
みさき
あっそ
ゆうか
まぁまぁ、、
るな
お前はキモイから黙っとけ
ゆうか
…
みさき
…ゆうかちゃん、一緒にあっちに行こ…
ゆうか
うん、
みさき
ここなら人居なさそうだし、ここでいいや
みさき
ねえ、ゆうかちゃん
ゆうか
…？
みさき
"あのいじめはいつからあったの？"
ゆうか
…？
覚えていない
全く覚えていない
いや
思い出せない
ゆうか
…わからない
みさき
うちら、入学して、数ヶ月しか経たないのに？
みさき
あんなにいじめられてたの？
ゆうか
、うん
みさき
どういうふうにいじめが大きくなっちゃったの？
ゆうか
……知らなくてもいいよ
みさき
なんでなの、？
みさき
我慢してたらゆうかが辛いだけじゃん…
ゆうか
だって、みさきには関係ない話だよ、また巻き込まれたら大変だしさ、？
ゆうか
私のことは私だけで解決するよ、
みさき
…そっか、じゃあ、"気をつけてね"
ゆうか
……
"気を付けてね"
その言葉は、何だかこの先の不安を引き出すような言葉だった
なんと言えばいいのか
自分の未来を知っているような、その警告をしているような、不気味で不思議な言葉に聴こえた
ゆうか
…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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