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ある日のこと 下駄箱に1枚の封筒が入っていた
桜
何…これ？
結愛
もしかして…
結愛
ラブレターじゃない♡？
桜
そっ、そんな訳ないよ
結愛
中見てみて！
桜
う、うん
好きです。付き合ってください。 東山優
結愛
え？！優君から？！
桜
え…え…
結愛
優君って学年トップの成績で運動神経抜群の？！
桜
おまけにイケメンで優しい…
桜
なっ、何かの間違いだよ、
結愛
そうかなぁ？
桜
だって私、喋ったことない…
結愛
でも一目惚れとか！
桜
ないよ！
桜
私の名前はどこにも書かれていない
結愛
ってことは…？
桜
下駄箱間違えたのかも
桜
ほら、私の隣
結愛
あぁ、美穂？
桜
美穂ちゃんに告白しようと思ったんだよ
桜
美穂ちゃんは可愛いし
桜
頭も良いし運動も出来る
結愛
性格は最悪だけどね
結愛
男子にだけこびるし笑
美穂
ちょっと何の話してんの？
桜
あ、美穂ちゃん
美穂
何それ
桜
あ…
美穂
…え？！
美穂
優からのラブレター？！
桜
う、うん…
美穂
嘘でしょ、有り得ない
美穂
何で私よりブスで運動出来なくてバカなやつに！
結愛
ちょっと！そんな言い方ないでしょ！
桜
結愛…いいよ
桜
本当のことだから
美穂
直接優に確認して来るっ！
結愛
えっ、ちょっと美穂！
美穂
優は将来私の旦那よ！
美穂
あんたみたいなやつ好きになるわけないじゃない
美穂
優の彼女に相応しいのはこの私！
美穂
あんたは引っ込んでて
桜
分かった…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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