君 に 恋 し ち ゃ だ め で す か ＿ ？

強制的にスタートします✌︎

「よって─」

「赤組の優勝です─ｯ！」

勢い余って思いっきり抱きつく。

そうやって、涙を拭う。

あとから赤組のみんながこっちへかけてくる。

みんな興奮気味な表情を浮かべてる。

「やったぁあｯｯ」

「凄い…僅差で勝てた！！」

「激アツだよ…！」

「やったなｯ！！」

「さっきまで得点負けてたのに…！！」

「やばいｯ嬉しい…ｯ」

君が優しく笑いながら僕の涙を拭ってくれる。

僕の頬に君の指が触れる。

なんだかそれが照臭い。

思わず赤面してしまう。

それを見て、君が不思議そうな顔を見せる。

その時、君は確かに僕の手を握った。

僕は確実に気付いて貰えるように。

強く握り返した。

不意に、痛そうに顔を歪めた気がした。

校長の話が始まったため、声が目立たないように囁く。

グラウンドの端っこ。

木陰のベンチに腰掛けて。

君と2人っきり。

「かっこ悪かった」って…。

君が動揺したように視線を逸らす。

そんな顔、初めて見た。

ずっとずっと、そばに居たけど。

君のそんな顔─。

君の隣にそっと座る。

煩く鳴る心臓の鼓動。

あれだけ盛り上がったあとの静けさはなんだかぎこちなくて。

「激アツだったな~」と笑い合いながら話す生徒たち。

赤組白組問わず、誰もが顔に笑みを浮かべている。

僕らは肩を寄せ合ってグラウンドを眺める。

なんだかこれが心地よい。

カラオケ パーティールーム

※ちなみに「パーティールーム」とは大人数がカラオケを楽しむ個室の事を言います。打ち上げなどをパーティールームで行うことも多々あります。

⤴︎︎︎出番のなかった赤組応援団 団長

そして─。

思い出話で盛り上がり─。

僕らの笑い声が、マイクを通してルーム中に響く。

それは輝かしい青春の一切れで。

楽しくて幸せで。

超楽しい体育祭になりました─！

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡300

in雑談！

体育祭編終了！！

The・青春ですね！！

もちろんこの作品は続くので！！

これからもよろしくお願いします！！

体育祭編ね~。

書くのめっちゃ楽しかったですよほんと！！

書いてる側からもすんごい青春が伝わってきて…！

体育祭こそ青春の一切れって感じしますよね~。

リレーとかやったことねぇが

ってなところでまた次回！！

ばいばーい！！