テラーノベル
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ざわざわと絶える事の無い喧騒 、 もう殆どの人の耳には 届いていないアナウンス 。
放送委員やらなくてよかった 、 なんて考えていれば 、 隣から声を掛けられる 。
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声が降りてきた方向を見遣れば 、 額の汗をタオルで拭うあっきぃの姿 。
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先刻の借り人競走で 、 ぷりの手を取り走り出したあっきぃは 見事一位を取っていた 。
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そう苦笑いしながら 、 ペットボトルをぐいと煽る 。
『 一番の親友 』 なんて 、 なんともまぁあきぷりらしいお題を 引き当てていた 。
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しゅるり 、 なんて赤色の鉢巻を解きながら 、 あっきぃよりも少し遅れて帰ってきたぷり 。
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ぷりの席から 、 彼の物であるペットボトルを持ち上げ 、 タオルで水滴を拭いてやって手渡す 。
あっきぃに手を引かれていたとはいえ 、 此の猛暑の中走り出したのは流石に暑そうだ 。
ぱん 、 と遠くで発砲音が鳴る 。
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あっきぃの視線の先に目をやれば 、 お題を見てきょろきょろしている けちゃの姿が 。
何探してるんだろ 、 なんて見ていれば 、 先のお題を片している人達の方へと走り出した 。
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などと心配しながら目で追っていれば 、 ちぐの手を取って走り出す 。
お題を手に取って少し迷ったからか 、 二等でゴール 。
とはいえ 、 六人もいる競技で二等は上々だ 。
放送委員が声高らかにお題を読み上げる 。
mob
まぁ納得の人選だろう 、 なんて皆拍手を送る 。
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可愛い系統のお題でも 、 ちょけたお題でも 。 どうせ彼が選ぶのはけちゃなのだろう 。
肩につく位の長さの髪を結び直している彼に 、 少し恨めしい視線を送る 。 … 恨めしいというか 、 羨ましいというか 。
再度遠くで 、 ぱんと音が鳴る 。
少し遠くで走る想い人を 、 ぼんやりと見詰めて 。
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お題を開いて 、 迷いもせず此方に向かってくる 。
観客席に戻ってきているけちゃを連れてったらどうしよう 、 とか 。
はたまた 、 隣で甲高い歓声を上げている女子を連れてったらどうしようとか 。
そんな心情を察知されたのか 、 ぷりから声が掛かる 。
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そんな二人の言葉に 、 胸が軽くなる 。
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二人の言葉に前を見れば 、 此方に向かうまぜと 、 バチッと目が合う 。
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ずい 、 と手を差し出されて思わず其の手を取る 。
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ゴールテープを切り 、 見事一位を取る事が出来た 。
が 、 普段運動しない俺にはもうキツくて 。
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思わずしゃがみ込む 。
mob
まぜの前に 、 手を差し出した放送委員が現れる 。
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渋々 、 とでも言うようにお題の紙を手渡すまぜ 。
mob
mob
mob
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何ともまぁ 、 間抜けな声が出たと自分でも思う 。
背後からヒュー 、 と茶化す様な口笛が飛んでくるのが分かる 。 でも 、 今はそれどころでは無くて 。
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殆ど答え合わせの様な台詞が出てきて 、 体中の熱が顔に集まるのが分かる 。
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駄目だ 。 今此処で席に帰ったら 、 絶対後悔する 。
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此処で言わなきゃ 、 なんて考えた途端 、 抱えていた想いが一気に溢れ出した 。
後ろからは 、 再度ヒューなんて野次が飛んでくる 。 目の前のまぜは 、 黙ったまま 。
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後ろからなんだか 、 聞き捨てならない野次が飛んでくる 。
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急に改めて向きなおられて 、 鼓動が速くなる 。
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力が抜けた様に 、 急にへなへなと座り込むまぜ 。
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ちらり 、 と此方を覗き見られて 、 思わず顔が熱くなるのを無視して 。
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野暮かな 、 なんて思いつつ其う訊ねる 。
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なに 、 それ 。
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