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優希と優愛の罰日記

第2話 - 2話　悪魔祓いと罰日記

2022年08月05日

#創作

ゲスト（元ミートパスタ）

代役

優希「いや...え?何が起きたの?」

代役

優愛「いや、こっちも聞きたい」

代役

優希「んー...取り敢えず帰ろっか」

ボクらは家に帰り、すぐに母親に聞いた。

代役

優希「お母さん。聞いてよ」

代役

母親「どうしたの?」

代役

優愛「この日記、なんか力宿ってるの?」

代役

母親「ん?」

代役

母親「あ、もしかして...吸い取れたの?」

代役

二人「吸い取れた...?」

母の話によると、どうやらこの日記帳は「罰日記」というらしく、人間に取り憑いた"感情の悪魔"に罰を与えられるらしい。

そしてこの罰日記は、母方の家系である罪魔一族が代々受け継ぐモノで、常人には開けることが出来ず、悪魔祓いの素質がある者だけが開けれる様だ。

代役

優愛「お母さんがそんな凄い人だなんて...」

代役

母親「あはは...今は悪魔より弱くなったけどね。」

代役

優希「え⁉」

代役

母親「えぇ。悪魔が増えてきて、私達悪魔祓いの力が及ばなくなってきていたの。」

代役

優愛「お父さんは?」

代役

母親「父さんはただの人間。オカルト好きの。」

代役

母親「それに、母さんだけが祓い術をまだ扱える。」

代役

優希「大分ヤバくない?お母さん兄弟とかいないじゃん」

代役

母親「そんな時に優ちゃん達よ!貴方達は異性の双子。それに、二人とも罰日記を扱える。」

代役

母親「もしかしたら、力が互角、それ以上にまで跳ね上がるかも知れない。」

代役

優希「そうなの?」

代役

母親「えぇ。」

代役

優愛「ん?『異性の双子』って...なんかメリットあるの?」

代役

母親「あら、説明してなかったかな?」

代役

母親「罪魔家の男児は封印術に長け、女児は祓い術に長ける。年が近い程相性が良い。だから、その2つが揃っている『異性の双子』なら、再建を狙えるの。」

代役

優希「へぇ...」

代役

優愛「あれ?」

代役

優希「どしたの」

代役

優愛「いや、日記になんか書かれてある。」

日記のページには、こう書かれていた。

岬蓮斗【怒り】

代役

優希「あれ、こんなの書いたっけ」

代役

母親「あぁ、それは、封印した悪魔と、取り憑かれていた人間が記録されているのよ。」

代役

優愛「へぇー...。あ、吸い取るってのが封印したっていう事なんだ。」

代役

優希「多分そうだね」

代役

母親「封印するとき、なにか詠唱はしたの?」

代役

優希「え、やってない...」

代役

母親「⁉」

ボクの言葉を聞いた母は、言葉を失い戸惑った。

代役

優希「え、なんかヤバいの...?」

代役

母親「いや、そういうわけじゃないわよ」

代役

優愛「あ、うん...」

優希と優愛は部屋を出た。

代役

母親（異性の双子で二人とも素質がある。これだけでも充分なのに、あの年で無詠唱で封印⁉）

代役

母親「これは...」

代役

母親「"魔童"ね...」

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ゲスト（元ミートパスタ）

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