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#きゃらほうかいちゅーい
まっちゃ
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第一話、拝読しました!もう冒頭から海里くんの「うわ.....何だこの人」ってツッコミがめっちゃ共感できて笑っちゃいました(笑)明の距離感バグってるし、初対面で「彼氏とか居るの?」って聞くの頭おかしいですよね…でも耳元で囁くシーン、思わずドキッとしました。海里くんの心臓の音が「怒りのせい」って言い聞かせてるところ、すごく甘酸っぱくて。続きが気になります!🌷
「兄の友人はクズ野郎」
人物紹介
海里
明
優
本編↓
本日より投稿を始めます!!
良ければ最終話までお付き合い頂けると嬉しいです
これからよろしくお願いします〜!!
優
優
玄関から扉の開く音が聞こえたと同時に 兄の呑気な声が響いた。
リビングで勉強をしていた海里は 小さくため息をついてペンを置く。
海里
また兄の大学の友人だろう。
兄は誰にでも優しく気が利く性格だからか、我が家はよく友人たちのたまり場になっていた。
本当にうるさくて、邪魔で仕方がない。
そう思っていると、リビングの扉が開く。
海里
扉が開くと同時に耳に届いたのは聞きなれない 低く、かっこいい声だった。
そこに立っていたのは、兄と同じ大学3年生であろう男。
海里
思わず1歩後ろに引きそうになる。
背が高く、少し長めの黒髪を耳にかけていて、耳元には銀色のピアスが光っている。
整いすぎていると言って良いほどの美形。 誰もが口を揃えて''イケメン''だと言うことだろう。
しかし、その目元にはどこか人を小馬鹿にしたような、だるそうな笑みが浮かんでいた。
優
海里
優
明
海里
ジロジロと海里を見つめる明。 だんだん居心地が悪くなってきたのか、海里が 視線を泳がす。
明
明
海里
明と紹介されたこの男は、初対面だというのに距離の詰め方がバグっている。
パーソナルスペースという概念が 無さそうな距離感である。
ふわっと香る、ほんのり甘い香水の匂いに 胸がザワつく。
海里
警戒心を隠さずに短く挨拶を返すと、 明は「釣れないなぁ」とくすくす笑った。
その顔があまりにも絵になり過ぎていて なんだか調子が狂う。
優
優
海里
明
優
優が2階へ上がっていき、リビングには海里と 明の2人になった。
気まずさを誤魔化すようにキッチンへ向かい、 麦茶をグラスに注ぐ。
その背中に、明の視線がじっと巻きついているのが 分かって落ち着かない。
明
海里
明
海里
唐突すぎる質問に素で変な声が出た。
振り返ると明はソファに深々と腰掛け、肘をついて ニヤニヤとこちらを見ている。
海里
明
明
明
海里
付き合うの''は''
平然と、とんでもないクズ発言を言い放った。
ほんとになんだこいつ。
顔はめちゃくちゃイケメンなのに、中身が最悪すぎる。
海里
明
お盆に乗せた麦茶をテーブルに少し乱暴に置くと、 明は「ありがとう」と言ってグラスを手に取った。
その瞬間、すれ違いざまに 海里の手首をキュッと掴まれる。
海里
明
明
海里
「耳元で囁くな!」と言いたいのを必死で耐える。
見上げる位置にある明の瞳は、どこか冷ややかで、 だけど底なしの深さがあって.....
一瞬だけ、息を忘れるくらい魅入ってしまった。
優
優
2階から優の声で、ハッと正気に戻る。
明は何事も無かったかのように手首を離すと、 「うん、可愛い弟で羨ましいよ」と 爽やかに笑ってみせる。
海里
暑くなった頬を隠すように、海里は逃げるように 勉強道具を持って自分の部屋へと駆け上がった。
心臓がうるさいくらいに打ち鳴らされているのは、 絶対に怒りのせいだ。
そう自分に言い聞かせながら、ペンを握り、 しばらくは白紙のページを見つめていた。