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そらびび

とりあえずさ、傷の手当させて

こーく

わ、かった

びびくんは絆創膏や包帯、消毒液などをもってきた。

そらびび

服脱いでー

こーく

う、ん

僕はボロボロのTシャツを脱いだ。

そらびび

うわひでぇ

僕の背中は痣だらけの傷だらけで、真っ赤だった。 僕はもう慣れたけど。

そらびび

ここも、ここも消毒

ジュワッ

こーく

いッッ!

消毒がしみる。

そらびび

ちょっと我慢してね、

ヒリヒリと背中が痛い。 が、なぜだか嫌ではなかった。

そらびび

ここは包帯、ここはガーゼ、

そらびび

え、ここ血ぃ止まってないじゃん

この前のやつかなカッターで刺されたもんな。

そらびび

結構ざっくりいってるな……

身体に包帯がぐるぐると巻き付かれていく。

そらびび

ほいこっち向いて

くるりとびびくんの方をむく

そらびび

前もなかなかだな……

びびくんは前も真面目に消毒してくれる。

そらびび

じゃこれに着替えてきて

消毒が人通り終わると、びびくんに服を手渡された。 綺麗な白いTシャツと水色のパーカー、半ズボン。

こーく

きれい……

そらびび

これが?一応これ俺何回か来てるよ?

こーく

めちゃくちゃ綺麗だよ!ありがとう!

こーく

だって俺あのボロボロのTシャツを3着持ってるくらいだったもん

顔が綻ぶのを感じた。

こーく

うわぁ…………!

こーく

暖かい………!

パーカーは少しぶかぶかで、だからこそ暖かい。 でも、やばい。 半ズボンだから足の痣が…。 足までやってもらうの申し訳ないし……。 どうしよ、隠していくかな。 そう思い、僕は足を手で覆いながら部屋を出た。

愛を知るためには

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