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仮面の殺し屋

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仮面の殺し屋

34 - マスカレード組の後

♥

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2024年01月21日

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その後、ハート、クローバー、スペードは表社会へ復帰。 あの事件は記事やニュースには流れていなかった。

仮面の組織達の協力でのみ消した

スタジオ 待合室

クローバー及び北西結友はマネージャーに復帰した。 家庭事情の事で、話を誤魔化し、再び マネージャーをしたが…

YUME

(`・н・´)ムー

北西 結友

あの…YUMEちゃん…何かありましたか?

近くにいるスタッフにこそ話をした クローバー。 その答えにスタッフは困った顔したが、1人が説明をした

アシスタント A

実は…北西さんがお休みしてから、YUMEちゃんはあんな感じです💦

北西 結友

えっ!ひょっとして…何か仕事にでも?

アシスタント A

いえ…その…北西さんの事みたいです…

北西 結友

ぼっ僕!?

コツコツコツ

すると、撮影を終えたYUMEがクローバーの前に立った。 目を離さず、顔をふくらみ睨んだ

YUME

そうですよ!北西さん!!!

北西 結友

何故…僕ですか?

YUME

急にお休みしたかと思ったら、家庭事情でお休みと聞いた!
それは仕方ないけど、せめてアタシに言ってからで…

北西 結友

?…それはすみません…

すると、YUMEは撮影を続いた。 その言葉にクローバーは首を傾げた

アシスタント A

北西さん…全然気づいてない?

アシスタントは呆然した

田中ビル 3階:オフィス

その頃、ハートは組織の資料室を調べながら、表社会でやっているが…

部長

ごらぁぁぁあ!!高村!モタモタしねぇで、この仕事やれ!

高村 竜平

は…はい!部長!

オフィス員 A

高村さん、1週間欠席してたから、結構仕事頼まれてる…

オフィス員 B

つか…あの半分は部長のじゃあ…

部長

おい!今なんて言ってた!?あぁ!?

ばっ!

他の社員は自分の仕事に戻った。 関わったら、面倒だと思ったが。1人だけ、ハートへ行った

亜夜

先輩!手伝います!

高村 竜平

ありがとうございます…でも休んだ僕が悪いので、大丈夫です

亜夜

もう!先輩はお人好し過ぎます!

ホワホワした雰囲気を間に入った部長は大量の資料をハートのデスクに置いた。

ドン!!!!!!!

部長

さっさとやれ!!高村!
鈴瀬さんはいつも通りにお願いね♡

ウインクをした部長に社員はドン引きしたが、亜夜は気にしなかった

高村 竜平

(う…寝不足だから、いつも以上にくる)

小鳥美容院

その頃、ダイヤはいつも通りに仕事を戻ったが、今日はいつも以上にお客さんが多かった

鈴瀬 愛菜

な…何かお客さん多くない?

社員 A

そりゃそうですよ!
鈴瀬さんがお休みしてから、予約したお客さんはほぼ、鈴瀬さんですから!!

鈴瀬 愛菜

えっ!私!?

社員 B

流石、美女な鈴瀬さん…恐るべし

小鳥美容院はてんわやんわな日が1週間もあった

鈴瀬 愛菜

なんか…めちゃくちゃ、責任感じる

社員 A

あっほら!鈴瀬さん!あちらのお客さんをお願いします!

鈴瀬 愛菜

分かった!休んだ分、頑張らなくちゃ!!

リボンを強く縛り、キリッとした顔にお客や社員はドキドキし、目を離さなかった

流星小学校 2年5組

その頃スペードは退院してから1週間休んだため、クラスメイトから心配の声が聞こえた

クラスメイト A

華ちゃん、大丈夫?
体調崩れたって先生から聞いたから…

柚原 華

大丈夫!ほら、もう元気モリモリだよ!

クラスメイト B

お見舞い行こうと思ったけど、華ちゃんの
お家分からなかった…ごめんね

柚原 華

そんな!移っちゃイヤだし、ホントに大丈夫!

クラスメイト C

つうか、お前ん家ってどこだ?

柚原 華

えっと…その…

柚原 華

(い…言えない…)

スペードは目を逸らし、小声で答えた

柚原 華

その…遠い…お家…

「え?」

華の周りにいた人達は驚き、少し興味を持ってしまった…

クラスメイト B

華ちゃんのお家が遠いって

クラスメイト C

ひょっとして!家ねぇのかよ?w
お前の親も見た事ねぇし、いねぇのかよ!
ww

ボゴっ!!

男の子の言葉にクラスメイトの女子は足蹴りをした。 思いきり強く、男の子は足を抱え、ジャンプしながら、距離をとった

クラスメイト C

痛ってぇ!何すんだ!!

「そんな言い方するなんて、さいってぇ!」

クラスメイト A

そうだよ!

女子達の間に、強気な子は腕を組み睨んだ

クラスメイト C

お前!クラス違ぇのに…

「クラスが違うからなに?ダチがピンチなのに、助ける他はねぇだろ!!」

教室はギスギスし、スペードは立ち上がり、二人の間に入って止めようとした

柚原 華

もういいよ!!ほら、もうちょっとしたら、授業始まるよ!ねっ!

柚原 華

(この話題は早く避けないと!!)

スペードの言葉に2人は聞いた。 男の子は舌打ちし、自分の机に座った。

「たく、これだから」

柚原 華

まぁまぁ…でもありがとう
すーちゃん

その子はショートカットな黒髪に黒い眼をしたつり目。 白いTシャツの上に群青のような上着、黒い長ズボン。

名は紫村 すいか(しむら) 2年4組

紫村 すいか

良いってこと、ホントに大丈夫か?

柚原 華

大丈夫だよ。心配してくれてありがとう、すーちゃん

ニコッと笑ったスペード。それを見たすいかは頭を撫でた

紫村 すいか

どういたしまして

キーンコーンカーンコーン

紫村 すいか

やば!そろそろ戻んねぇと、じゃな華

柚原 華

じゃぁねすーちゃん

教室を出たすいかは小さく手を振った。それを見たスペードは安心した

ちっ

また、すいかちゃんや男の子達の前でぶりっ子してる

いいね、ズル休みして

どうせ、家でゲームしてたでしょ? 機械マニアはああだから

コソコソ話はスペードにも聞こえる… いや、聞こえるように話している。 それを知っているスペードは自分の席に戻り、準備した

柚原 華

…また言われちゃった…

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