/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
私屋上で
千優(ちひろ)
靴を脱ぎかけた時に
千優(ちひろ)
三つ編みの先客に
声を掛けてしまった
千優(ちひろ)
蘭
千優(ちひろ)
蘭
千優(ちひろ)
蘭
千優(ちひろ)
蘭
口をついて出ただけ
千優(ちひろ)
蘭
千優(ちひろ)
蘭
蘭
千優(ちひろ)
蘭
三つ編みの子は語る
千優(ちひろ)
蘭
蘭
千優(ちひろ)
蘭
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
蘭
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
蘭
蘭
ありがとーな
蘭
三つ編みの子は笑顔を見せて
消えてった
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
ねぇのに！
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
と、靴を脱ぎかけたそこに
背の低い男の子
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
と、声を掛けてしまった…
竜胆
背の低い子は語る
クラスでの孤独を
竜胆
奪われた…
竜胆
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
竜胆
千優(ちひろ)
竜胆
千優(ちひろ)
竜胆
竜胆
竜胆
竜胆
千優(ちひろ)
そうやって何人かに
声を掛けて追い返して
千優(ちひろ)
私の悩みは誰にも言えないまま
千優(ちひろ)
次の日も
千優(ちひろ)
次の日も！
千優(ちひろ)
次の日も！！、！
千優(ちひろ)
と、ずっと追い返して来た。
初めて見つけたんだ。
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
何人目かにあったんだ。
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
春千夜
増え続けるアザを
消し去ってしまうため
春千夜
口をついて出ただけ
千優(ちひろ)
春千夜
千優(ちひろ)
でも声を掛けてしまった！
千優(ちひろ)
春千夜
春千夜
あ、どうしよう…
千優(ちひろ)
私には止める資格がないｯ…
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
春千夜
千優(ちひろ)
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
春千夜
ｶﾞﾁｬｯ
と、目を伏せて消えてった。
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
誰にも邪魔されない
千優(ちひろ)
カーディガンは脱いで
髪を解いて
千優(ちひろ)
千優(ちひろ)
飛びます！
蘭
竜胆
春千夜
千優(ちひろ)
続く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
