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xxxx年、、、セカイ
当時、全ての国を巻き込んだといわれる二国の大戦争が起こった
その名も"セカイ二大国大混戦"
どこの領地も荒れ果て、多くの人が悲しみ、絶望、憎しみにくれ、
まさに"世紀末"といわれた時代だ
この大戦争の発端となったのは "セカイ二大国" といわれた二つの大国
セカイで最も最強とされる騎士団と栄えた町、先進国とされていた "セカイ王国"
聖女が存在し、魔法が生まれた場所ともいわれる "レオニ王国"
この二つの国は激しい戦争を続けていた
だが、四年も続いたこの戦争はある日終わりを告げた
セカイ王国の当時の王は償いとして処刑
レオニ王国の王は戦死した
セカイ王国ではまだ若い王の息子が後を継ぎ
レオニ王国では、僅か十五才の子が王を継いだという
そのあと各国で復興が行われた、
セカイ王国の若き王はとても献身的に他国の復興に努めた
、、レオニ王国はほとんどの国との貿易を停止
他国との関係を全て断った、
レオニ王国が社交の場に姿を出すことは無かった
セカイ二大国大混戦は終わりを告げたが、
セカイ王国とレオニ王国は冷戦状態が続いた
数年後、、、
多くの国で平和な時が続いた
あの日々のことなど無かったように笑いあった
だけど、あの地獄のような戦争も、
ほんの始まりに過ぎなかったのかもしれない
そう王であった"君"はいう
たくさんの人を失った
最愛の" "まで失った君はどう今を生きていくのだろう
できるなら、忘れてしまいたい絶望の日々
人を傷つけあうことはただ愚かで 醜いことだと、
もう絶対に失わせてはいけない、 "失わせない"
これは彼等が味わった、 "ほんの小さな一つのお話"