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あなたに出会った時のこと 昨日の事のように憶えているよ
あれは6年前ー…
○○
はぁ…バイト疲れた
高校2年生の夏休み 夜遅くまでバイトで疲れていた
お腹がすいていたのでコンビニに寄り アイスを買った
公園で食べようかな…
あ…誰かいる
○○
…諦めて家に帰ろう
ん…？
もう一度ブランコに目をやると
小さい男の子が座っていた
え…もう10時すぎてるよ？
○○
まさか…幽霊！？
うん、急いで帰ろう…
いや、でも…あれが幽霊じゃなくて 普通の男の子だったら…？
こんな場所にいたら危ないよね？
よしっ！一応様子だけ見に行こう！
恐る恐るそのブランコの方へ近づく
○○
あの…
男の子が顔を上げる
○○
っ…！
その男の子は見たことない程の美しい 顔をしていた
○○
…お人形みたい
ジョングク
はい？
○○
あ！えっと…君こんな所に
居たら危ないよ！
居たら危ないよ！
○○
お姉さんが送っててあげるから
○○
ね！帰ろう？
ジョングク
…帰りたくない
○○
どうして？
ジョングク
帰ったら親に怒られる
○○
え…何かしたの？
ジョングク
テストの点数…悪かったから
きっと厳しい家庭なんだろう
○○
そっか…んーじゃあ！
○○
お姉さんが今度勉強教えるよ！
ジョングク
ほんとう…？
○○
うん！
次はいい点とるって約束
していいから！
次はいい点とるって約束
していいから！
○○
だから今日は家に帰ろう？
ジョングク
…分かりました
手を握ると握り返してくれた
○○
君お名前は？
ジョングク
ジョングク
○○
ジョングクくん！
何年生なの？
何年生なの？
ジョングク
…5年生
○○
そうなんだ！
学校楽しい？
学校楽しい？
ジョングク
普通です
○○
普通か…笑
ジョングク
あ、家ここです
○○
えっ？そうなの！
私もここのマンションに
住んでるんだよ！
私もここのマンションに
住んでるんだよ！
○○
ジョングクは何階？
私は6階！
私は6階！
ジョングク
7階
○○
7階って事は上の階だね
へぇー…こんな運命って
あんるんだ！笑
へぇー…こんな運命って
あんるんだ！笑
○○
これから仲良くしてね？
ジョングク
…はい
照れた顔可愛い…
私たちのこうして出会ったのだった
episode1 end
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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