第一話　夢の人物は？

現在、午前8時12分です。

そう言いながら二階の寝室から一階の玄関前まで走り抜けていく。

なにか音がする？と思い、横の道路を見ると、なんと

ばかでけぇトラックが目の前に現れた！　▽

　　　　▶︎ きあいでさける 　　　　　　 諦めて死ぬ 　　　　　　 ここは俺に任せて先に　　　　　　 行け！と言う

最後死亡フラグじゃねぇかよ！？

　　　　　　 きあいでさける 　　　　▶︎　 諦めて死ぬ 　　　　　　 ここは俺に任せて先に　　　　　　 行け！と言う

　　　　　　 きあいでさける 　　　　▷　 諦めて死ぬ 　　　　　　 ここは俺に任せて先に　　　　　　 行け！と言う

　　　　　　 きあいでさける 　　　　▶︎　 諦めて死ぬ 　　　　　　 ここは俺に任せて先に　　　　　　 行け！と言う

あぁ走馬灯が見える見える…

どこからともなく現れた男子高校生(推定)がトラックを蹴った！　▽

えっっっ最近はこんな恋愛漫画があるんですかっっっ！！！？？

私惚れちゃ……いやまてトラック蹴んのは普通に賠償金ヤベェだろうが

いそいで走り始める。

とかなんとか言っていた気もするが多分気のせい。うん。

前方の教壇の方を見ると、教頭が立っていた

マイクを握って、電源を入れている音も聞こえる。

「あー、あー、マイクテスト、マイクテスト」

マイクに向かって語りかける

その言葉はいままでざわついていた生徒もを静かにさせた。

「えー、大変長らくお待たせしました。」

本当だよ、などと悪態をつく生徒の声もいた。

「…はい。ではこれから、市長からのお言葉をもらっているので、代わりに私がいいます。」

そう言って告げられる言葉は始業式の時も聞いた覚えがあるような言葉ばっかりだった。

小声で呟いたその言葉は他生徒のざわめきによって掻き消された。

市長の言葉を言い終わって、教頭は頭を下げて司会のポジションへ戻った。

礼をしたときにはパチパチパチパチ、と聞き慣れた拍手が聞こえた。

本当に素晴らしい！と思って拍手してるやつはおらんやろな。

と思いながら、なんとなく一年生の方を見た

…？こいつ、嘘だろ…？

まさか私いるとは思わんかったよ…

始業式とかの言葉で感動してるやつ！！！！純粋すぎんだろ！！！

涙流してんじゃねぇか！！！！？？

そんなふうに小声で話していたら、前の方から音楽の塚本と式をとる用の棒をもった人(名前覚えていない)が出てきた

2人そういうといい姿勢で前を向いた。

アナウンスが流れてきて「校歌斉唱」といった

すると塚本がピアノで前奏を弾きだした

校歌思いつかんので飛ばすべ☆

…口パクつっっっっっっら

思ったよりこれむず…

というか3年しか通わんくせに校歌作るなや…ただの洗脳だろ

えー、どうも書いてる人です。 …この後のローテーション考えてねぇので飛ばしていいすか？飛ばしますね

「各学級に席について、各担当教師が来るまで待っていてください。」とアナウンスが入る。生徒会の江崎の声だ