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天然たらしな君と天邪鬼な俺

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天然たらしな君と天邪鬼な俺

3 - 『2人きりの部屋』

♥

2,311

2024年11月22日

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ya🍗

う~ん…開けるべきか?

 

俺は今、じゃぱぱの部屋の扉の前ですごく悩んでいた。 たっつんの言っていた"2人で留守番"の俺以外の人物が誰なのか気になって、 もしかしてと思いじゃぱぱの部屋の前まで来たのは良いものの…

 

ya🍗

でも…もし居たら、ただ顔を見に来ただけの不自然な奴みたいになるんじゃ…ッ、

 

こんな感じでずっとドアノブとにらめっこをしている状態だ。 でも、此処でこんな事してるのを見られてもそれはそれで不自然だよな…笑 よし…、もし居たら「あごめん、間違えた。」でやり切ろう…!

俺は意を決してドアノブを回した。

 

(ガチャッ🚪

ya🍗

……、

ya🍗

…ε-(´∀`*)ホッ

 

そっと扉を開くと部屋は暗く、 そこにじゃぱぱの姿はなかった。 きっとみんなの買い物について行ったのだろう。 少し残念な気持ちが心の何処かにあるのを感じたが、急に部屋に来た変な奴だと思われないだけマシだと思い肩を落とす。

もう自室に戻ろうと思い、 後ろを振り返ったとき_

 

jp🦖

ゆあんくん…、?

jp🦖

俺の部屋で何してるの?

ya🍗

えっ

ya🍗

なんで……、っ

jp🦖

なんでって…、俺みんなと買い物行かなかったから

jp🦖

たっつんから聞いてないの?

 

あー…もぅ終わったかもしれない笑 部屋にいないだけで、そりゃリビングとかに居るかもしれないもんね…、 すぐ部屋に戻ろうとしなかった自分を殴ってやりたい気分だ…笑

でもッッ!!今はとりあえずこの状況から早く逃げなければ恥ずかしさとかで俺はどうにかなってしまいそうだ…/

 

ya🍗

…俺、部屋戻るからッ

jp🦖

いやいや待ってよ!笑
俺の部屋に来たってことは俺に何か言いたいこととかあったんじゃないの?

ya🍗

ない!!ただ部屋間違えただけ…だから…っ

jp🦖

ほんとに…?

ya🍗

そうって言ってるじゃん

jp🦖

え~そっか…久しぶりにゆあんくんから話しかけてもらえるのかなって期待したのになぁ~…

ya🍗

…ッ

 

確かに…この頃俺はじゃぱぱのことを避けてばっかりだ。 そんなの分かってるけど、いざこうして言われちゃうと心にグサッてくるもんだね…笑

 

jp🦖

まあいいや、

jp🦖

俺リビングで編集するから

ya🍗

…うん

 

今さっきじゃぱぱのことを避けてしまってると気づいたばっかなのに…、また俺は距離を置いてしまうのか…?でも、俺の足は天邪鬼にも自室へと歩こうとするのを止めなかった。

 

ya🍗

……、(歩

jp🦖

ギュッ(yaの袖を掴む

jp🦖

ねぇ…何で帰っちゃうの?

ya🍗

はッ…/

ya🍗

…だって俺部屋戻るし…、

jp🦖

ダメっ!!

jp🦖

ゆあんくんも俺と一緒にリビング行こ?

 

自分じゃコントロール出来ない足を じゃぱぱが俺の袖を掴んだだけで何なく止められた。 寂しそうな顔で俺の袖をぎゅっと掴みながら、"一緒に行こ?"なんて言うから この場から逃げたいと思っていた気持ちが離れたくないに変わっていく。

普段ならここで"行かない"って、口が勝手に動くはずなのに…どんどん膨らんでく気持ちに何も言えず視線をキョロキョロ動かすことしか出来なかった。

 

ya🍗

あっ…、ぇ…/

ya🍗

…っ//

jp🦖

断らないってことは良いってことね!

jp🦖

じゃあ行こー!(ギュッ

ya🍗

あぁ…ッ!!?ちょっと、…//

 

じゃぱぱは、机に置いてあったパソコンを素早く取って俺の手を引っ張りながら走り出す。

きっとリビングに行っても、こんな感じでドキドキして落ち着かないんだろうな…って思っていたのに、_

すっっごい暇ッッ!!

 

ただじゃぱぱが編集作業してるのを隣で座ってみてるだけなんだが…。 でも、俺が部屋に戻ろうとすると、…

 

ya🍗

スッ(立ち上がる

jp🦖

まだダメ、…俺の隣にいて?
(ギュッ

 

こんな感じでじゃぱぱに袖を掴まれて、 俺を帰らせようとしなかった。

 

ya🍗

…ねぇ…流石に俺戻りたいんだけど、

jp🦖

え〜…俺と一緒にいたくないの?

 

居たい。俺もずっとじゃぱぱの側に居たいよ?…でも、今お前の前にいる天邪鬼な俺を止める方法を…俺は知らないんだ。

 

ya🍗

…っとにかく!俺ッ…もう行くから

jp🦖

ん~じゃあ、ゆあんくんの部屋で編集すればいっか!

ya🍗

え、………?

jp🦖

そうと決まれば行こ行こー!

ya🍗

ちょッちょっと待って!!

ya🍗

なんでそうなるの!?

 

ほんとに…じゃぱぱは何を考えているのかまったく分からない…。 そう思いながらも、俺はじゃぱぱと一緒に俺の部屋へと向かった

 

(ガチャッ🚪

 

ya🍗

ねぇ…ほんとにここでやる意味あるの…?

jp🦖

あるよ!だって…俺ゆあんくんと一緒にいたいもん

ya🍗

なにそれ…ッ/(ボソッ

jp🦖

それに…、

ya🍗

…?

jp🦖

ゆあんくんに…ずっと聞きたかったことがあるんだよね

ya🍗

聞きたかったこと…?

 

じゃぱぱが俺に聞きたいことって何だろう…。 そう悩んでいると、じゃぱぱは持っていたパソコンを机に置き、俯きながらもじりじりと俺に近寄ってきた

 

ya🍗

な、なに…?

jp🦖

…、

 

俺が戸惑いの言葉を発してもじゃぱぱは どんどんこっちに歩いてくる。 俺が後ろに下がると同時に踵に固い感触が当たり、うわっとベッドに倒れてしまった

そのまま俺が目を開けると、 俺の身体の上にじゃぱぱが四つん這いになりながら俺の両手首を掴んで身動きが取れない状態になっていた。 傍から見れば押し倒してるような体勢で、それに気づいた俺は恥ずかしくて顔を少し背けた。

 

ya🍗

あ、あの~……//

jp🦖

なに?

ya🍗

動けないから早く退いて欲しいんだけど…

 

そう俺が言い、体を持ち上げようとすると俺の両手首を掴んでいるじゃぱぱの手に力がギュッと入り、 俺はベッドに頭を落とした

 

ya🍗

あのッ……マジで動けないんだけど!!

jp🦖

だって…こうでもしないと逃げちゃうでしょ?

ya🍗

はぁ…?逃げるって…?

jp🦖

jp🦖

ねぇ…

jp🦖

ゆあんくん?

ya🍗

…ッ!//

 

その瞬間じゃぱぱが急に顔を寄せてきたから俺はビックリして頬を染めながら目を丸くする。

何をされるんだろう…っとぎゅっと目を瞑り構えていたら_

jp🦖

俺のこと…好き?

ya🍗

…え?

 

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コメント

26

ユーザー

じゃぱゆあ最高すぎる😊♡ お話も上手で大好きです!続き待ってます!!

ユーザー

え。まって最高すぎん!?!?続き楽しみにまってます

ユーザー

続きがああああ、見たいイイイイイイイイイイイイイイイ

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