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テラーノベル(Teller Novel)

ミサ

ビクビク

星太郎

33番くん看守長代理から指名があって、会議に出て欲しいんですが、

星太郎

あっもちろん任意ですよ

ミサ

いっ行く!

ハニー

あ、

トロワ

逃げられてしまいましたねぇ

ミサ

早く行こ!!

星太郎

え、その荷物は

ミサ

いーの!ここに置いてたら全部盗まれちゃう

星太郎

それはどういう

ミサ

いいから!さっさと行くよ

ウノ

おいちょっと待てよ会議ってあれだろ?主任看守たちの

ジューゴ

なんでミサ連れていくんだよ

星太郎

恐らく、この間の1111番と侵入者の件かと

星太郎

33番くんは1111番と仲が良さそうでしたし、連れ去られるところだったので、あの時の経緯を話して欲しいんだと思います

ムサシ

俺はいいのか?

星太郎

はい、33番くんだけ呼び出しがあって

ミサ

いいよちゃちゃっと言って帰ってくるから

ミサ

気にしないでみんなで遊んでて笑

ウノ

ミサがそういうなら、

ミサ

ニコ

ミサ

さぁ、早く行こう

シン

それで、早速だが俺の権限で1人囚人を連れてきた

シン

入ってこい

ミサ

13舎13房33番のミサでーす笑

ミサ

ミサちゃん❤️って呼んでね笑

ミサ

キャピ

双六一

...は?

シン

え、女?

ミサ

わぁ看守長代理のシン?だっけ?

ミサ

思ったよりかっこいいね笑

シン

ふっお前見る目あるな笑

シン

まぁ当然だが

シン

シン様と呼んでも…

十箱辰三

うひょーホントに女になるのかよ!!笑

弐壊道帝牙

可愛い嬢ちゃんじゃねぇの

双六一

おいお前なぜここにいる

ダミアン

えぇ、囚人連れてきていいの、

一条兎万兎

お前にも興味あったんだよ33番、今度1舎に来いよウキャキャ

シン

💢💢

ミサ

.........

ミサ

帰っていい?

シン

ダメだ

ミサ

聞いてない聞いてない!こんなガラの悪い人達の前に来なきゃならないなんて

ミサ

僕もっとかっこよくて冷静で強そうな人達想像してたのに

ミサ

嫌だよ怖いよ帰る!!泣

ミサ

しかも1番やばい顔がよりにもよって僕の舎の主任とか絶望なんだけど

双六一

おいやばい顔ってなんだこら

シン

気持ちは分かる

十箱辰三

え、酷くね?

ミサ

任意だよね

ミサ

僕もう帰る

三葉キジ

ここまで来たんだから少しは話に入ったらいいじゃないの

ミサ

えー

三葉キジ

今度三舎でメイクや衣装貸してあげるから笑

ミサ

えっ✨️

ミサ

ヤッター!!✨️キジさん好き!!笑

三葉キジ

それくらいお易い御用よ笑

三葉キジ

アタシも色々試してみたかったのよねぇ笑

シン

おいこれはなんだ?

ミサ

あっ、これは、その...

シン

見せられないものか?

ミサ

見せられないものだけど、えっと、

ミサ

し、下着だから、見ないで欲しい、プシュー//

シン

.......なんでそんなもの持っているんだ?!

ミサ

だ、だってハニーくんとトロワくん達が盗みたいって言ってたから自分で持っておいた方が安心だし

三葉キジ

、ごめんなさいね、後で叱っておくわ

シン

げっ、アイツらか、

悟空猿門

お前んとこの囚人何してんだよ

三葉キジ

うるさいわね顔がいいんだからいいでしょう

悟空猿門

いいわけあるか!

双六一

問題起こすなよめんどくせぇ

シン

コホン話がまとまったところで

シン

今日この会議で33番を呼んだのは、1111番と兄弟だと報告があったからだ

シン

それと攫われそうになった時に何か話していただろ会話までは聞き取れなかった

シン

ここで話してくれ

シン

ついでにそいつらが何か話していたことがあればそれも話してくれ

ミサ

一角兄さんは僕の兄さんだけど血が繋がってるわけじゃないよ

ミサ

昔、お世話になってね

ミサ

兄さんみたいな存在だからそう読んでるだけ

ミサ

後、攫われた件については話聞いた限り僕の能力が欲しかったみたい

ミサ

僕があの人らの仲間って疑ってるならお門違いだよ

ミサ

僕もこんな体にされて、違う人の能力も勝手につけられたんだから

ミサ

ますますバケモノだよ

ミサ

一角兄さんがその人たちの仲間だって知って、驚いたし、

ミサ

まぁそんなことで嫌いにならないけど

ミサ

それで僕が話してた内容は、

ミサ

異土くんがかっこよすぎてちょっと口説いてただけ(∩∀<`。)

悟空猿門

は?

九尾狐異ノ助

口説く?

弐壊道帝牙

あんなけったい格好した兄ちゃんをよう口説けるなぁ笑嬢ちゃん

ミサ

嬢ちゃんじゃないです

弐壊道帝牙

そりゃすまんなぁ笑

シン

口説いてたって、本気で言ってんのか?

ミサ

本気だよ?

ミサ

カッコよすぎるもん異土くん///

ミサ

可愛いしカッコイイとか最強かよ

双六一

呑気なもんだな

双六一

攫われそうになってるっていうのに

ミサ

だって僕のこと傷つけるつもり無かったみたいだしね

ミサ

怖がっても一緒だし〜、イケメンと美女が沢山いたから目の保養だった笑

シン

.....(嘘をついてるようでもないな)

シン

33番の話を聞いてどう思う?

八摩多大蛇

僕はどうも思いませんでしたけど.....

三葉キジ

嘘はついてるようじゃないわ

七色虹升

僕もです

悟空猿門

俺もだ

ダミアン

僕も、いい子そうですし侵入者の仲間とは思えないですね、

九尾狐異ノ助

現状では何も

十箱辰三

普通に捕まっただけじゃねぇの?

シン

双六はどう思う

双六一

.......

双六一

さぁな

双六一

ただ、俺はこのクソガキを信用しちゃいねぇ

双六一

そいつの目は平気で嘘をつける嘘つきの目だ

ミサ

信用してないのお互い様じゃない?

ミサ

それに失礼だよ嘘つきなんて

ミサ

それに僕が嘘ついてたとしても、信じるか信じないかは君ら次第だろ

ミサ

それに僕はホントのことしか言ってないから拷問して聞き出そうとしても意味し

ミサ

てかあの場にいた看守たちはみんな肉眼でその場面を見てたはずだよ

ミサ

カメラもあった

ミサ

そこで僕がどうこうできるはずないでしょ

双六一

あぁ一理ある

双六一

だが、お前があの場にいた全員の記憶を消していたなら話は変わってくる

ミサ

は?

!!

シン

それは無理なはずだデータではこの囚人はあの大人数に能力を使うことは

双六一

出来ない、と言いたいのか?

双六一

お前が連れてきた囚人も力を制限してたんだぞ、こいつもそうかもしれねぇ

悟空猿門

確かに、物にも能力が使えるなら一部始終を消すことだって出来たはずだ、

三葉キジ

でもあそこには数え切れないほどの人や物があったのよ?!それをこの子1人でどうにかできるとは思えないわ

ダミアン

そ、そんなこと可能なのかな、

弐壊道帝牙

まぁ可能性はあるんじゃねぇか?

九尾狐異ノ助

私もそう思いますね

一条兎万兎

俺も行けばよかったなぁ笑

十箱辰三

待て待てその理屈だとあの囚人1人でなんでも出来るじゃねぇか!!

八摩多大蛇

その仮説が本当なら野放しにしてはいけませんね

シン

33番、何か反論はあるか

ミサ

大ありだね

ミサ

確かに記憶を消すことはできるよ

ミサ

でも僕は3人までしか一気に使えない

ミサ

3人ずつ記憶を決して行ったとしても時間がかかりすぎて逆に怪しまれるし、それがなかったってことは

ミサ

ズレがなかったんでしょ?

ミサ

まぁ一気に全員能力を使えばできることをないと思うけど、僕は3人以上に能力を使えば

ミサ

僕自身も反動して帰ってくる

ミサ

試しにここにいる全員に使ってみようか

ミサ

やってもいい?

シン

あぁ

ミサ

『飛べ』

シン

!!

シン

う、浮いた

弐壊道帝牙

すげぇな笑

四桜犬士郎

!!

悟空猿門

いってぇ!

三葉キジ

ちょっといきなり落とさな

ミサ

ゴホッ

ミサ

ハァーハァー

ミサ

こ、こんな感じで、

シン

!!

シン

吐血...

ミサ

カハッゴホッゴホッ

三葉キジ

ちょっと!!大丈夫なの?!

シン

誰か医務室に連れて行ってくれ

ミサ

いいよ、これ、くらい

ミサ

どうせどうにもできないし

ミサ

こ、これで容疑晴れた?

ミサ

もし僕があの時全員に能力を使っていたらこれくらいではすまなかったし、僕の血があったはずだよ

ミサ

でも、僕はあの時怪我してなかったし、あるわけない

悟空猿門

あぁ

三葉キジ

もうアンタが余計な仮説言ったせいで33番死にかけてるわよ!

双六一

もしもの話だろうが

ミサ

死にかけては無いけど、

一条兎万兎

ますます面白いなぁハジメ今度こいつ1舎に連れてこいよ

双六一

無理

一条兎万兎

あ?

ダミアン

け、喧嘩は良くないよ

シン

無理をさせて悪いが、最後に1つだけ

シン

こいつらの中で知ってるやつはいるか?

ミサ

うーん、

ミサ

この女の人クジャ・トワイライトって人に似てる気がするけど、

三葉キジ

アタシ達もさっきその話をしていたのよ

三葉キジ

大昔に自殺した人がなぜか蘇ってるの

ミサ

やっぱり本人?

ミサ

まぁそれだけ人を恨んでたんじゃないの

ミサ

蘇って復習したいほど

ミサ

僕は分かるよその気持ち

ミサ

僕も自殺したいって思ったことあるから

ミサ

バケモノ、気持ち悪い、死ね、飽きるほど聞いてきた、

ミサ

そんな僕を救ってくれたのが一角兄さんだよ笑

ミサ

すごく優しくて、仲間想いで自由のためならなんでもできる人

ミサ

まぁそんなこと言っても君らにはただの極悪人なんだろうけどね

シン

そうだ、相手がどんなに良い奴だろうと犯罪者は捕まえ刑務所に入れ管理する

シン

それが我々の仕事だ

ミサ

(うわっ空気変わった)

ミサ

(ちょっとかっこいいな僕の兄さん達のが上だけど)

シン

それに顔はいまいちだしな

ミサ

はぁ?!カッコイイじゃん!!一角兄さんは

ミサ

あんなに強いくてカッコイイ人なかなかいないよ!!

シン

ふっ俺の方がイケメンだ俺の足元にも及ばないぞ

ミサ

僕ナルシきらーい

シン

なんだと!!可愛くないヤツめ

シン

女は皆、

ミサ

僕は女の子じゃない!!男だ

ミサ

それに僕は女の子が好きだし

三葉キジ

はぁ見た目女の子の33番がいるから浮かれる気持ちは分かるけど、いつまでも話してないで進めなさいよね

シン

そうだな

シン

33番の話も聞かせてもらった

シン

以上で主任会議を終了する

ミサ

はぁやっと帰れる〜

双六一

おいこら33番何勝手に行こうとしてんだよ

双六一

俺と同伴だ

ミサ

あーあなんで顔面ゴリラのハジメくんなんかと

双六一

殴る

ミサ

痛い!

双六一

ごちゃごちゃ言ってねぇでいくぞ

シン

おい

双六一

チッそこで待ってろよ

ミサ

はーい

悟空猿門

お前大丈夫か?

悟空猿門

あそこまでやる必要なかっただろ

ミサ

疑われたままなの嫌だからね、あれくらいで容疑晴れるならと思って

ミサ

(まぁハジメくんの言ってたこと全部本当なんだけど、ちょっとビビったんもん)

三葉キジ

アンタもう少し上手く隠しなさいよね

三葉キジ

看守が嫌いなのは分かるけど、入ってきた時のあの目、アタシ達を軽蔑するようなね

三葉キジ

やめた方がいいわよ

ミサ

隠してたつもりなんですけどね笑

ミサ

やっぱり気づかれちゃうか笑

悟空猿門

別に俺は慣れてるけどな看守なんてそんなもんだろ

三葉キジ

アンタが看守を嫌いな理由って何かあるの?

ミサ

うーん、看守の人達が一角兄さんに対する気持ちと同じだと思うよ

ミサ

看守、警察、その上にいる人達

ミサ

君らはみんな悪なんだよ僕からしたら

四桜犬士郎

悪、とは聞き捨てならんな

ミサ

君らにとって僕は悪なんだろ?それと一緒

ミサ

何が悪か正義かは人によって違う

ミサ

君らは一般的には正義でも僕にとっては絶対的な悪だ

三葉キジ

アンタにとって悪の定義ってなんなの?

ミサ

僕の仲間を殺す人達

ミサ

罪のない仲間を殺す人達

ミサ

勝手な理由で僕の仲間を蔑み傷つけ挙句の果てに殺す人達

悟空猿門

はぁ?俺らが人殺しだって言いたいのか!!

ミサ

正確に言えばバケモノ殺し

ミサ

ほら昔話でよくあるでしょ

ミサ

桃太郎や一寸法師が鬼を倒す物語

ミサ

その中で正義は桃太郎だ

ミサ

でも鬼からしたらどう?

ミサ

もしそれが鬼だからって理由で倒されたのなら、悪は桃太郎だ

ミサ

どんなに善な鬼でも桃太郎が憎い、と思うのは自然なことだよ

ミサ

あの侵入者達もそうなんだよきっと

四桜犬士郎

まて、お前がいう鬼が能力者だとするなら俺たちは誰も殺していない

ミサ

あれ?知らないの?ここが箱だっていうこと

ミサ

なら知らないで、

ミサ

はぁ、今まさに死刑囚になっている人はどんな気分だろうね

悟空猿門

箱ってなんだよ

ミサ

ここの主任看守なのにそんなことも知らないんだね笑

ミサ

いや、知らなくて当然なのかな、

三葉キジ

ちょっとどういう意味よ

ミサ

上に聞いてみたら?教えてくれるか分かんないけどね笑

ミサ

僕は嘘つきだからさ今言ったことぜーんぶ嘘かもしれないよ笑

ミサ

あ、看守嫌いだけど君たちのことは好きだよ笑

ミサ

ハジメくんは大嫌いだけど笑

双六一

おいいくぞ

ミサ

はーい

悟空猿門

てかハジメのやつめっちゃ嫌われてんな

三葉キジ

何を知ってるのかしら、でも無理やり聞くのもねぇ

四桜犬士郎

調べてみるか、

三葉キジ

それに、正義が何か、考えさせられる話だったわね

悟空猿門

.......

次回♡17

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