僕は君の風になる。
中編 スタート
「もう陸上は、」
「できないでしょう」
・・・
病院のホールで座る 僕の頭には、 ずっとその言葉が こだましている。
ジミン
ジミン
自責の念が ぐるぐるする。
僕さえいなければ… グガは今頃元気に 走ってたのかな なんて、取り返しがつかない ことばっかり考えてしまう
ジミン
ミン…!ジミン!
陸上部顧問
いつのまにか顧問の先生が 僕の目の前に立っている。
ジミン
陸上部顧問
バレてたんだ。 盗み聞きしてたこと。
ジミン
陸上部顧問
陸上部顧問
ジミン
ジミン
陸上部顧問
陸上部顧問
陸上部顧問
陸上部顧問
ジミン
ジミン
304号室は… ここかな?
僕は グガの病室に 入ろうとした。 でもその時…
グク
グク
誰かがすすり泣いている 声が、かすかに聞こえる。
ジミン
あいつは、声を押し殺して 泣いていた。
ジミン
ジミン
怖かった。 グガを目の前にしたら、 自己嫌悪に 耐えられない気がしたから。
なかなか気分が 落ち着かなくて、 僕はトイレに寄った。 そしたら もうひとり、 会いたくない人と 会ってしまった。
ジミン
グガの交際相手で 陸上部の副部長 ユンギ先輩だ。
ジミン
ジミン
ユンギ
ポツリと 先輩は一言だけつぶやいた
ジミン
ユンギ
「お前さぁ、」 とユンギ先輩は口を開く。
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ジミン
ユンギ
ユンギ
ユンギ
ジミン
冷静でクールな先輩が 頬を上気させて 怒鳴っている。
お前「なんか」ー。
多分それは本心だ。 顧問だって 口に出さずとも そう思ってるに違いない。
ジミン
ジミン
「死んじゃえばいい。」
僕は重い扉を開け、 屋上へと続く 階段を登っていった。
ジミン
こんにちは コシヒカリです! 今日はここまで ということで かなり暗い内容でしたね… ジミンちゃんは 100%悪くないけど、 ユンギさんの気持ちも 痛いほどわかりますよね。 ましてや好きな相手 なわけですし。
次回は、 ラストの予定です! 短編ですので もともとそんなに 長い予定ではなかったので。 ジミンは どうなってしまう のですかね…? 前編のハート数 (現時点で300)を 中編が超えたら、 続きだします!
前編♡沢山で 嬉しかったです! ありがとうございます! ではあんにょん♡