TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

感動物語を書きたかったのよ、

一覧ページ

「感動物語を書きたかったのよ、」のメインビジュアル

感動物語を書きたかったのよ、

1 - 感動物語を書きたかったのよ、

♥

150

2022年06月15日

シェアするシェアする
報告する

フィクション

すたーと、

それは、いきなり起こったことだ。

テレビアナウンサー

えー…緊急速報です…………ッ!?

テレビアナウンサー

ッ…これから、水星が地球に落下するそうです…

テレビアナウンサー

専門家は、『火星に当たらないで地球にそのまま落下する』と仰っております。

初兎

……は?

そんなの予想もしてないし、想像したくもない。

でも、これが人生なんだな、と思った。

そして…最期に俺がすることは…

誰かに会うこと。 ただそれひとつ。

初兎

はぁッ、はぁッ…!!!

いつから走っているかも、分からない。

気付いたらテレビを消して、扉を開けて、そのまま家を飛び出して、

息が切れる…けど、

それよりもっと大切なものがあるはずだ。

実際、その゛彼゛が誰なのかも分からない。

けど、絶対に会いたいんだ。

何処に住んでるのかも、名前も、電話番号も、何もかも知らないあなた。

そんなあなたが愛おしい。

今すぐ抱きついて泣き喚きたい。

ピーンポーンパーンポーン……

町内放送だ。

えー…隕石が降るまで残り… 3時間です…

ピーンポーンパーンポーン…

たったの数秒で放送が切れた。

残り3分…

抱きついて泣き喚けなくても…

あなたの姿を一目見るだけでいいんだ。

if

んッ、はぁッはぁッ

気付いたら走っていた。

誰に会いに行くのも分からない。

今は何処なんだろう…

見たことない景色… 府外だろうか…

分かることは、かなり走ったことだけだ。けど、

それよりもっと大切なものがあるはずだ。

息が詰まる…肺が痛い…

けどそれを乗り越えても会いにゆく。

必ず。絶対に。

太陽が沈んだ。

初兎

はぁッ…はぁッ…

初兎

……!!!

…目の前に…求めている君がいた。

if

…!!!

if

…ニコッ…

優しく包み込むような笑顔。 それを求めていたんだ。

すらっとしている身長。 ぱっちりと開いているが少し長細い目。 しゅっとしていて細い足。

俺が思っていたのはこれだ。

やっと会えた。

if

……

月が近い…

もう終わるのか……

???

はぁッ…はぁッ…

if

…くるっ…

if

……!!!

この子だ!、

if

…ニコッ…

初兎

…!!!…(泣)

今すぐ消えそうな顔…。

すごく小さくて可愛らしい。 目もぱっちりできゅーと。 半ズボンを履いていて、ちょっとだけ細い。

やっと会えた。

初兎

あのッ!!!

初兎

俺ッ!!!あなたのことがッ!!!

初兎

好きでッ

初兎

……す…

そう言った途端、

時が止まった。

この作品はいかがでしたか?

150

コメント

1

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚