3年後の春。
僕はあの場所に戻る。
彼女がそこにいるとは限らないが、何となく待ってくれている気がした。
桜が舞い散る懐かしい場所に、懐かしい匂いが風に乗ってやってくる。
その場を見渡しながら探し続けた。
?
……なおきりさん…!
周りの賑やかな音の隙間から僕の耳に届いた声。
彼女はそこに居た。
手を伸ばせば届く距離に。
なおきり
……シオンちゃん!
『届く。届くんだ。
やっと、僕の近くに…。』
長かった3年間。消えなかった初恋。
僕はもう泣きそうだった。
シオン
……覚えててくれましたか…?
なおきり
うん、覚えてるよ。
シオン
じゃぁ、もう一度言ってくれますよね…?
なおきり
……好きだよ…
シオン
それだけですか…?
ジ-ッと見つめてくる彼女。
周りの賑わいに躊躇しながら彼女をそっと抱き寄せた。
なおきり
……付き合ってください
シオン
もちろんです…♪
彼女は笑ってくれた。
泣きそうな震えた声で、僕の耳元でこう言う。
シオン
…ずっとずっと…待ってました
なおきり
待たせてごめんね…?
シオン
……ううん……信じてますから…
暖かな春の風と、周りの楽しそうな声に包まれて、2人はまた泣き笑う。
主
はい、どうもこんにちは。
不思議な終わり方ですが、なおきり編終了です。
不思議な終わり方ですが、なおきり編終了です。
なおきり
気づくが遅い
主
その通りですね、はい。
シオン
最終話は短くなるのなんで…?
主
長くしてもめんどくさくなるだけじゃない?
シオン
それ、書いてる人が言うことじゃない……
主
どうもすみませんでした…。
主
これは自慢になってしまうかもしれませんが…
主
発狂しましたよね。
主
もう変なこと言えませんよ((
なおきり
元々言うなよw
主
ド正論…
主
皆様、毎度♡とコメントありがとうございます
これからも自分のペースで頑張ります
リクエスト募集中です。
これからも自分のペースで頑張ります
リクエスト募集中です。
主
次回からはうり編です。
どうぞお楽しみに
どうぞお楽しみに
主
それではまたどこかで
シオン
おつぴち







